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アートスタディ「ギリシア美術」
2011年9月4日
9月4日(日)の観覧会の前に、「古代ギリシャ展」をもっと楽しむために、アートスタディ「ギリシア美術」を実施しましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
ASのみや観覧会のみの参加も歓迎、サブテキスト未読の参加も歓迎。
【 日にち 】 9月4日(日)
【 集 合 】 11:00に上野駅浅草口の改札前
【 場 所 】 上野駅周辺のレンタルスペース
【 費 用 】 室料500円前後(お昼や飲みものは移動時に各自で購入)
【サブテキスト】 プラトン『饗宴』(岩波文庫ほか、約120ページ)
夏といえば、古代ギリシア!?
アートスタディは今回も新しい試みとともに拡大版で実施しましょう。
前半では、まず、自己紹介ついでに、ギリシア美術についてみなさんのイメージをお聞きします。
それから、ギリシア美術について、30分ほどで教科書的なおさらいをしましょう。
後半では、まず、サブテキストを読んできた方々の感想をお聞きします。
それから、サブテキストを読み解く、30分ほどのレジュメ発表をお聞きください。
今回のサブテキストは、岩波文庫などに収められているプラトン『饗宴』。
プラトンや岩波文庫と聞き、「饗宴」という難しい漢語を見ると、堅苦しいイメージをもつかもしれません。
しかし、この本はほんとうは、『饗宴』ではなく『飲み会で恋バナ』とでも訳すべき原題と内容をもった、愉快な戯曲なのです。
もちろん、「飲み会」も「恋バナ」も古代ギリシア風。
例えば、「飲み会」の席ではみんなが寝そべって飲み食いするとか、「恋」や「恋バナ」といったらボーイズラブ
(少年愛や同性愛)が最高級というのが常識になっているとか、現代日本の文化や感覚とのちがいに驚きの連続です。
古代ギリシア人が、なぜ人間の身体にこだわり、あんなにも美しい彫像をつくれたのか、その謎も解けるかも。
古代ギリシャ展をもっと楽しむために読んでおくのに、密かに最適な一冊。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
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