美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

2020-01-26 Archive

Home > Archives > 2020-01-26 Archive

第158回読書会『にんじん』

2020年1月26日

2020年最初の読書会は、京都で開催予定でしたが台風19号の影響で中止となった
第158回読書会『にんじん』を、1月26日(日)に池袋で実施しましょう
(池袋で実施する通常どおりの読書会です)。

【 日にち 】 1月26日(日)
【 集 合 】 13:50にマイスペース池袋西武横店(2階入口の会場案内をご確認ください)
【 流 れ 】 集合 → 読書会(最長18:00まで)→ 解散
【 費 用 】 読書会1,000~1,200円
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ルナール『にんじん』(光文社古典新訳文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、ルナール『にんじん』(1894年、実質200頁程度)。

あっさりした短文で自然のエッセンスを巧みにすくいあげることで知られる、
19世紀末フランスの作家ジュール・ルナールの代表的な連作短編。
にんじんと呼ばれる少年の成長を断片的なスケッチを重ねて描きだします。
牧歌的な児童文学かと思いきや、意外に大人向けの優れた文学作品です。

岸田国士の翻訳(岩波文庫等)が有名ですが、バタイユやジュネ、コクトーも
訳している中条省平の翻訳(光文社古典新訳文庫)が新しくてオススメです。
題名はぱっとしないかもしれませんが、何度も映画化・舞台化されている有名な古典的作品。

◆ なお、次の第161回読書会3月1日(日)ゴンブローヴィチ『フェルディドゥルケ』を予定。
ポーランド出身の異端の亡命作家の代表作。ぜひ読んでいただきたい、成熟と若さをめぐる20世紀の奇書。

『にんじん』の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介より)。

赤茶けた髪とそばかすだらけの肌で「にんじん」と呼ばれる少年は、母親や兄姉から心ない仕打ちを受けている。それにもめげず、自分と向き合ったりユーモアを発揮したりしながら日々をやり過ごすうち、少年は成長していく。著者が自身の少年時代を冷徹に見つめて綴った自伝的小説。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第158回はできるだけ1月21日までに、第161回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ルナール『にんじん』    ルナール『にんじん』    ルナール『博物誌』

Comments (Close): 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books