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2016-05-08 Archive

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第117回読書会「書記バートルビー」

2016年5月8日

第117回読書会5月8日(日)に実施し、メルヴィル「書記バートルビー」を読みましょう。

【 日にち 】 5月8日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 メルヴィル「書記バートルビー」(光文社古典新訳文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、メルヴィル「書記バートルビー」(1853年)。

『白鯨』で知られる19世紀アメリカ最大の作家メルヴィルの後期代表作。
不条理なまでに仕事を拒絶する、ウォール街の「異邦人」バートルビーの寓話的中編。

カフカに先駆けた作品とされ、デリダやドゥルーズなど現代思想家がこぞってとりあげています。
約90ページとごく短くすぐに読めますので、むしろじっくり読みこんだり読み返したりにうってうけ。

新しめの翻訳では、光文社古典新訳文庫『書記バートルビー/漂流線』(2015年刊)が入手
しやすいですが、柴田元幸訳『アメリカン・マスターピース 古典篇』(2013年刊)もオススメ。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、その次の第118回読書会は、6月12日(日)夏目漱石『それから』を予定。
Arts&Books読書会では2度目の漱石。『三四郎』『門』とともに前期三部作をなす傑作。

「書記バートルビー」の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介文より)。

ウォール街の法律事務所で雇った寡黙な男バートルビーは、決まった仕事以外の用を言いつけると「そうしない方がいいと思います」と言い、一切を拒絶する。彼の拒絶はさらに酷くなっていき……。不可解な人物の存在を通して社会の闇を抉る、メルヴィルの代表的中篇2作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第117回はできるだけ5月3日までに、第118回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

書記バートルビー    アメリカン・マスターピース 古典篇    白鯨

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カテゴリー:読書会
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