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2014-06-01 Archive

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新人さん歓迎! 第97回読書会『芽むしり仔撃ち』

2014年6月1日

第97読書会6月1日(日)に実施し、大江健三郎『芽むしり仔撃ち』を読みましょう。

【 日にち 】 6月1日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円程度
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは10名前後まで)
【テキスト】 大江健三郎『芽むしり仔撃ち』(新潮文庫ほか、約200頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。

Arts&Books読書会は2014年度に100回を迎えます。
これを祝して、96~105回は過去にとりあげた作家も含めたスペシャル・セレクションで進めましょう。
サリンジャーからはじまり、カフカ村上春樹ドストエフスキー谷崎潤一郎など、ハズレなし。

◆ 今回のテキストは、大江健三郎(1935~)の初期の代表的中編『芽むしり仔撃ち』(1958)。
圧倒的な世界観、鮮烈なイメージと、そこにこめられたやさしさ。
大江が在学中に書いた弱冠23歳の作品ながら、後のノーベル賞作家の力量が感じられます。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、次の第98回読書会は、7月6日(日)バルザック『ペール・ゴリオ(ゴリオ爺さん)』を予定。
19世紀フランスの社会と人間を描ききった「人間喜劇」の代表的作品。長いですが、必読の一冊。

『芽むしり仔撃ち』の概要は下記(出版社サイトより)。

大戦末期、山中に集団疎開した感化院の少年たちは、疾病の流行とともに、谷間にかかる唯一の交通路を遮断され、山村に閉じ込められる。この強制された監禁状況下で、社会的疎外者たちは、けなげにも愛と連帯の“自由の王国”を建設しようと、緊張と友情に満ちたヒューマンなドラマを展開するが、村人の帰村によってもろくも潰え去る。綿密な設定と新鮮なイメージで描かれた傑作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
第97回はなるべく5月26日までに、第98回は詳細掲示後にお願いします。

芽むしり仔撃ち    万延元年のフットボール    大江健三郎 作家自身を語る

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カテゴリー:読書会
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