美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

2011-10-02 Archive

Home > Archives > 2011-10-02 Archive

第69回読書会『不在の騎士』

2011年10月2日

第69回読書会10月2日(日)に実施し、カルヴィーノ『不在の騎士』をとりあげましょう。

【 日にち 】 10月2日(日)
【 集 合 】 15:45に高田馬場駅BIGOBX前(参加多数の場合は渋谷に変更も)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(19:30頃) → 夕食(自由参加)
【 費 用 】 1,000円前後(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 イタロ・カルヴィーノ『不在の騎士』(河出文庫、約210ページ)など
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

英米独仏以外の文学世界も旅する世界文学旅行の第3弾はイタリア
イタリア現代文学の巨匠イタロ・カルヴィーノ(1923~1985)の初期代表作を読みましょう。

『不在の騎士』(1959)は、甲冑のなかは空っぽの「不在の騎士」と、彼をとりまく騎士たちのファンタスティックな冒険譚。
アーサー王伝説はもちろん、ラブレーや『ドン・キホーテ』も踏まえつつ、現代を風刺するパロディ(ときどきメタフィクション)。
不在の存在の確かさと存在の不確かさに動揺させられ、混沌のなかで純粋を求めるガーリッシュな衝動にときめきます。

作品の概要は下記(河出文庫の紹介文より)。

中世騎士道の時代、シャルルマーニュ麾下のフランス軍勇将のなかに、かなり風変わりな騎士がいた。その真っ白い甲冑のなかは、空洞、誰も入っていない空っぽ……。『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』とともに、空想的な〈歴史〉三部作の一作品である奇想天外な小説。現代への寓意的な批判を込めながら、破天荒な想像力と冒険的な筋立てが愉しい傑作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく9月27日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

不在の騎士

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books