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2011-09-04 Archive

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「古代ギリシャ展」観覧会

2011年9月4日

次回の観覧会は9月4日(日)に実施し、国立西洋美術館(上野)へ、
「大英博物館 古代ギリシャ展―THE BODY 究極の身体、完全なる美」をみにいきましょう。

【 日にち 】 9月4日(日)
【 集 合 】 15:00に上野駅公園口の改札横キオスク前
【 流 れ 】 (AS → 移動 →) 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(~19:30前後)
【 費 用 】 チケット代(一般1,100~1,500円/学生800~1,200円)、飲食代(安めに)
【 定 員 】 20~25名まで(初参加の新人さんは5名前後まで)

大英博物館が世界に誇るギリシャ・ローマコレクションから厳選された、彫像、レリーフ、壺絵など約135点を紹介。
古代ギリシャ人にとって「人間の身体こそが美の極致」。展示作品のほぼすべてが人間の身体を表現しています。
展示の構成も「ギリシャ神話の世界」「理想の男女の身体」「オリンピックの原点」「生と死、愛と欲望」と魅力的。

鑑賞後には、上野の飲食店で、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
気楽に参加できる雰囲気と費用。19:30前後に終了予定。

また、観覧会の前には、アートスタディ「ギリシア美術」を実施しましょう。
古代ギリシャ展をもっと楽しむための仕掛けをご用意。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

展覧会の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

人体表現は西洋美術の中心的なテーマのひとつです。西洋美術史において、このテーマにはじめて徹底的かつ真摯に取り組んだのは古代ギリシャ人でした。ギリシャ人は神も人間と同じ姿であるとみなしていました。その神や人間を「身体」という現実の形で表すことは、ギリシャ人が人間について考え、神について考えるときに欠かすことのできない手段だったのです。同時に、身体を絵画や彫刻によって形作りながら、ギリシャ人は来る日も来る日も美の原理を―美しい表現とは何であるのか、そしてどのようにして実現できるのかを―追い求めました。/本展では、大英博物館の貴重なコレクションを通して、ギリシャ人が作り上げた身体美の世界をさまざまな観点から紹介します。アスリートの鍛え抜かれた肉体や女神の官能的な裸体から、老いや醜さを表した赤裸々な姿まで、時空を越えて今もなお輝き続ける古代ギリシャの美を存分にお楽しみください。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
  美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
  事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。

古代ギリシャ展    古代ギリシャ展    古代ギリシャ展

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カテゴリー:観覧会

アートスタディ「ギリシア美術」

9月4日(日)の観覧会の前に、「古代ギリシャ展」をもっと楽しむために、アートスタディ「ギリシア美術」を実施しましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
ASのみや観覧会のみの参加も歓迎、サブテキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 9月4日(日)
【 集 合 】 11:00に上野駅浅草口の改札前
【 場 所 】 上野駅周辺のレンタルスペース
【 費 用 】 室料500円前後(お昼や飲みものは移動時に各自で購入)
【サブテキスト】 プラトン『饗宴』(岩波文庫ほか、約120ページ)

夏といえば、古代ギリシア!?
アートスタディは今回も新しい試みとともに拡大版で実施しましょう。

前半では、まず、自己紹介ついでに、ギリシア美術についてみなさんのイメージをお聞きします。
それから、ギリシア美術について、30分ほどで教科書的なおさらいをしましょう。

後半では、まず、サブテキストを読んできた方々の感想をお聞きします。
それから、サブテキストを読み解く、30分ほどのレジュメ発表をお聞きください。

今回のサブテキストは、岩波文庫などに収められているプラトン『饗宴』
プラトンや岩波文庫と聞き、「饗宴」という難しい漢語を見ると、堅苦しいイメージをもつかもしれません。
しかし、この本はほんとうは、『饗宴』ではなく『飲み会で恋バナ』とでも訳すべき原題と内容をもった、愉快な戯曲なのです。

もちろん、「飲み会」も「恋バナ」も古代ギリシア風
例えば、「飲み会」の席ではみんなが寝そべって飲み食いするとか、「恋」「恋バナ」といったらボーイズラブ
(少年愛や同性愛)が最高級というのが常識になっているとか、現代日本の文化や感覚とのちがいに驚きの連続です。

古代ギリシア人が、なぜ人間の身体にこだわり、あんなにも美しい彫像をつくれたのか、その謎も解けるかも。
古代ギリシャ展をもっと楽しむために読んでおくのに、密かに最適な一冊

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

饗宴    饗宴

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カテゴリー:アートスタディ
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