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第161回読書会『フェルディドゥルケ』(再)
2020年6月14日
新型コロナ対応で延期された第161回読書会を6月14日(日)にオンラインで開催し、
ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』を読みましょう。
オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。
【 日にち 】 6月14日(日)
【 時 間 】 14:00に開始(招待メールを10分前に送付)→ 最長16:30までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは3名程度まで、オンライン開催は定員少なめ)
【テキスト】 ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』(平凡社ライブラリーほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』(1937年頃、約480頁)。
ヴィトルド・ゴンブローヴィッチは、日本ではあまり知られていませんが、ミラン・クンデラや
島田雅彦が激賞したり、ノーベル文学賞候補になったりした、ポーランド出身の亡命作家。
その代表作である『フェルディドゥルケ』は、奇矯な表現に満ち満ちた20世紀の奇書。
とはいえ、名訳のおかげもあってか、とても読みやすくて長さを感じさせません。
この機会にぜひ読んでいただきたい、成熟と未熟、「つら」と「おちり」をめぐる、不服従の文学。
◆ なお、次の第164回読書会は7月12日(日)に大江健三郎『取り替え子』を予定。
2014年にとりあげた感染症と隔離の『芽むしり仔打ち』につづき、今回は大江の「後期の仕事」の代表作を。
『フェルディドゥルケ』の概要は下記(平凡社ライブラリーの紹介より)。
異端の亡命作家にして現代の最も前衛的な作家ゴンブローヴィッチの主著。成熟と若さという相反するものへの人間の希求を、グロテスクともいえる破格の文体で描く20世紀の奇書。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第161回(再)はできるだけ6月9日までに、第164回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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