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第67回読書会『存在の耐えられない軽さ』

2011年7月9日

第67回読書会7月9日(土)に実施し、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』をとりあげましょう。
参加者多数につき、集合・会場が高田馬場から渋谷へ変更になりました。おまちがえなくどうぞ。

【 日にち 】 7月9日(土)
【 集 合 】 16:50にJR渋谷駅南口の出入口付近か、16:55にカフェミヤマ渋谷東口駅前店
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 20:00頃に閉会 → 自由参加の夕食
【 費 用 】 1,000円前後(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(世界文学全集など、約360頁)
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

前回はカナダの作家でしたが、今回はチェコのノーベル賞作家ミラン・クンデラ(1929~)の、その代表作を読みましょう。
あらゆる小説のなかで一番といってもいいほどに魅力的なタイトルと、それにふさわしい内容をもった20世紀の恋愛小説の最高傑作
「プラハの春」や「正常化政策」などの歴史的・政治的な状況を背景に、「軽さ/重さ」や「永遠回帰」をはじめとする哲学的なモチーフがちりばめられます。
構成も技巧的で音楽的で、ポリフォニックに、ドラマティックに物語が展開していきます。映画化もされています。

お手軽な集英社文庫で読んできてもOKですが、河出書房新社の世界文学全集がかなりオススメです。
後者は、クンデラ自身が徹底的に手を入れ改訳を加え、決定版と認めているフランス語版を翻訳の底本にしています。

作品の概要は下記(世界文学全集の裏表紙より)。

妻か愛人か、仕事か思想か、人生は常に選択を迫る。
優秀な外科医トマーシュは女性にもてもて。しかし最初の妻と別れて以来、女性に対して恐怖と欲望という相反する感情を抱いている。彼は二つの感情と折り合いをつけ、複数の愛人とうまく付き合うための方法を編み出し、愛人たちとの関係をエロス的友情と呼んで楽しんでいた。そんな彼のもとにある日、たまたま田舎町で知り合った娘テレザが訪ねてくる。『アンナ・カレーニナ』の分厚い本を手にして。その時から彼は、人生の大きな選択を迫られることとなる──「プラハの春」賛同者への残忍な粛正、追放、迫害、「正常化」という名の大弾圧の時代を背景にした4人の男女の愛と受難の物語は、フランス亡命中に発表されるや全世界に大きな衝撃を与えた。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく7月4日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

存在の耐えられない軽さ    存在の耐えられない軽さ    存在の耐えられない軽さ

カテゴリー:読書会

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