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2019-04-28 Archive

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第152回読書会『夢小説』

2019年4月28日

第152回読書会4月28日(日)に実施し、シュニッツラー『夢小説』を読みましょう。

【 日にち 】 4月28日(日)
【 集 合 】 13:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 読書会(最長18:00まで)→ 解散
【 費 用 】 読書会1,000~1,200円
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 シュニッツラー『夢小説』(岩波文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、シュニッツラー『夢小説』(1925年)。

シュニッツラー(1862~1931)は森鴎外と同い年のウィーンの作家・医師。
ホフマンスタールと並び、世紀末ウィーンを体現する小説・戯曲を書き、
『夢判断』のフロイトにも絶賛されました。『夢小説』は後期の代表作。
絶妙な文体で、平穏な生活の裏にある性的妄執の世界を描き出します。

岩波文庫の池内紀訳を読んできても(収録の3編のうち「夢小説」だけで可)、
文春文庫の池田香代子訳『夢奇譚』などを読んできてもかまいません。
約140ページと短めですし、ふだん読書会のほうには参加されないかたも、
5月と6月の観覧会でとりあげるクリムト展ウィーン・モダン展とあわせてぜひ。

◆ なお、その次の第153回読書会5月26日(日)ヘミングウェイ『老人と海』を予定。
アメリカ文学を代表するノーベル賞作家の最高傑作。一度は深く読んでおきたい中編。

『夢小説』の概要は下記(文春文庫の紹介より)。

平穏で円満な家庭生活に恵まれた医師フリードリーンだったが、春の息吹が感じられるある夜、ふとしたことから、秘密のパーティーに潜入する。そこで言葉を交わした女性に強く惹かれるが……。夢と現実の間に描かれる性的妄執の世界。『夢判断』のフロイトに「わが精神のドッペルゲンガー」と言わせた作家シュニッツラーの問題作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第152回はできるだけ4月23日までに、第153回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

夢小説    夢判断    チャンドス卿の手紙

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カテゴリー:読書会
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