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2014-03-02 Archive

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哲学カフェ第09回(セッション04)

2014年3月2日

哲学カフェ第09回(セッション04)は、3月2日(日)に実施しましょう。
前回と今回は「ヘーゲル」「成熟」をとりあげます。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 3月2日(日)
【 集 合 】 14:40に高田馬場駅BIGBOX前(参加多数の場合は池袋か新宿へ変更)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → リーディング&セッション → 歓談(19:00~21:00)
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度 + 歓談~3,000円程度
【サブテキスト】 ヘーゲル『精神現象学』「A 意識」(平凡社ライブラリーほか)
※ サブテキストは全部読んできても、途中まででも、読んでこなくてもOK。

■ 今回はセッション編
「哲学者20」から「ヘーゲル」をとりあげ、彼の著作をその場で丁寧に読みます。
デカルトにはじまる近代哲学の臨界、カントにはじまるドイツ観念論の頂点に
位置するヘーゲルの、その主著『精神現象学』のはじまりの章を読んでみましょう。
基本は平凡社ライブラリー樫山欽四郎訳としますが、他の翻訳でもOK。

デカルトの場合には思考のゼロ地点「コギト」に至るまでの引き算の展開が読みどころ
でしたが、ヘーゲルの場合には、意識がゼロ地点「感覚的確信」から、人間のあらゆる
営みを経めぐりながら、「絶対知」へと成長していく壮大な足し算の展開がみごとです。
難解ではありますが、そこに働く弁証法の論理がスリリング。

ヘーゲルを読み砕きながら、前回にひきつづき、「成熟」「おとなになること」
ついても考えてみましょう。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加連絡はなるべく2月26日までに。キャンセルは哲学カフェ当日までOK。

なお、今回で哲学カフェの第01期は完結します(別の新プロジェクトを予定)。
次回は第02期として2015年の春頃に実施の予定です。

精神現象学 樫山欽四郎訳    精神現象学 樫山欽四郎訳    精神現象学 長谷川宏訳

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カテゴリー:哲学カフェ
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