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2012-06-10 Archive

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第77回読書会『マイケル・K』

2012年6月10日

第77回読書会6月10日(日)にして実施し、J・M・クッツェー『マイケル・K』を読みましょう。

4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。

【 日にち 】 6月10日(日)
【 集 合 】 15:10にJR池袋駅東口の地上出口付近
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000円前後
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは10名前後まで)
【テキスト】 J・M・クッツェー『マイケル・K』(1983、ちくま文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

2003年にノーベル賞を受賞した、南アフリカの作家クッツェー『マイケル・K』をとりあげましょう。
英のブッカー賞、南アのCNA賞、仏のフェミナ賞、村上春樹も受賞のエルサレム賞と、各国の最高賞に輝いた代表作。

内戦を背景に、ロビンソン・クルーソー的な自給自足を生きる、住所不定・無職の有色男性マイケル・K。
アパルトヘイト体制下の検閲制度をかいくぐって描かれた、社会における個人の自由をめぐる物語。
……と聞くと重苦しく感じますが、生活の時間と大地の匂いに包まれて、きらきらした作品でもあります。

読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
遠方から参加などで時間的に難しい方は、お気軽にご相談ください。

作品の概要は下記(ちくま文庫の紹介文)。

内戦下の南アフリカ。手押し車に病気の母親を乗せて、騒乱のケープタウンから内陸の農場をめざすマイケル。道々待ち受けるさまざまなかたちの暴力にマイケルは抵抗し、自由を渇望する――。前篇を通じ、人間の本質を問いかける緊迫した語りに圧倒される。2003年にノーベル文学賞を受賞した作家クッツェーが、世界的名声を獲得した記念すべき作品。1983年ブッカー賞受賞作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく6月6日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

マイケル・K    夷狄を待ちながら    恥辱

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カテゴリー:読書会
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