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ヨルカン「ジャコメッティ展を哲学する会」
2017年9月1日
平日夜の観覧会、ヨルカンを9月1日(金)に実施しましょう。
今回は国立新美術館(乃木坂)の「ジャコメッティ展」をもう一度とりあげましょう。
ヨルカンの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。
【 日にち 】 9月1日(金)
【 集 合 】 19:55に国立新美術館の乃木坂駅方面出入口、または20:20にカフェミヤマ渋谷東口駅前店の5号室
【 流 れ 】 事前・当日に各自鑑賞 → 集合 → 移動 → 歓談 → 解散(22:00頃)
【歓談費用】 1,000円前後(別途パスタ等も注文できます)
ヨルカンとは、美術館が遅くまで開館している金曜などの夜に、事前・当日に展覧会を鑑賞済みの
参加者が集まり、「アートのはなし」をじっくり楽しむ特別編の観覧会。
参加要件を設け、顔なじみのメンバーが展覧会について深く掘り下げられる活動として不定期に開催。
今回とりあげる展覧会の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
7月2日の観覧会でも鑑賞したジャコメッティ展をもう一度鑑賞してみて、さらにディープに捉えてみましょう
(観覧会では鑑賞していないかた、以前鑑賞しており今回あらためて鑑賞する予定のないかたも歓迎)。
スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイルの創出へと歩み出しました。それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたことは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918-1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。/本展覧会には、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションのご協力も仰ぎつつ、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、132点が出品される予定です。
参加するかもしれないかたはinfo@artsbooks.jpまでひとまずご連絡ください。
お仕事の都合などによる当日・直前のキャンセルにも対応。ひとまずの参加連絡は8月27日までに。
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