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新歓企画! 第65回読書会『箱男』

2011年5月8日

第65回読書会5月8日(日)に実施し、安部公房『箱男』をとりあげましょう。

この読書会は新歓企画として実施します。
今年から大学生や社会人の方も、そのほかの初参加の方も、どなたでも気軽に参加どうぞ。

【 日にち 】 5月8日(日)
【 集 合 】 16:00にJR池袋駅東口の地上出口付近(いけふくろうを登った出口のキオスク前へ)
【 場 所 】 喫茶室ルノアール池袋西武横店
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 19:30~20:00に閉会 → 自由参加の夕食(早めに解散)
【 費 用 】 1,000円(コーヒーやジュースなどのフリードリンク+お部屋代)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは半分程度まで)
【テキスト】 安部公房『箱男』(新潮文庫など、約230頁)
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

ときにはカフカやフォークナーと並び称されるほど、世界的に高く評価されている安部公房
Arts&Books読書会にも二度目の登場です(前回は2007年度に『砂の女』をとりあげました)。
強烈な印象を刻みつけられる傑作ぞろいですが、今回は1973年発表の『箱男』をとりあげましょう。
実験的な作風で、都市に生きる人々の孤独や、他者との通路の回復を描いた作品群のひとつ。

ちなみに、Arts&Books読書会は、世界文学と日本文学をだいたい2対1でとりあげています。
今年はとくに、世界文学については英米仏以外の国の作品(南米とか東欧・南欧とか)も重視していきます。
日本文学については、例年どおり、明治時代~1980年代頃の名作から選りすぐっていきます。
あとは両文学で1回ずつくらい、をとりあげられたらなあと思っています。

作品の概要は下記(新潮文庫の裏表紙より)。

ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶり、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見つめるのだろう。一切の帰属を捨て去り、存在証明を放棄することで彼が求め、そして得たものは? 贋箱男との錯綜した関係、看護婦との絶望的な愛。輝かしいイメージの連鎖と目まぐるしく転換する場面。読者を幻惑する幾つものトリックを仕掛けながら記述されてゆく迷路。実験的書下ろし長編。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月3日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

箱男    他人の顔    他人の顔

カテゴリー:読書会

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