美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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Studies 活動記録

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アートスタディ「西洋美術のはじまり」

2016年3月20日

3月20日(日)の観覧会の前に、ボッティチェリ展と美術鑑賞全般をもっと楽しむために、
アートスタディ「西洋美術のはじまり」を実施しましょう。アートスタディがついに完結。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキスト未読の参加も歓迎

【  日にち  】 3月10日(日)
【  集 合  】 11:30に喫茶室ルノアール ニュー秋葉原店の会議室(JR秋葉原駅電気街口より徒歩1分)
【  費 用  】 ドリンク代+サンドイッチ代の800円のみ
【サブテキスト】 『ルネサンス 歴史と芸術の物語』『ルネサンス 経験の条件』のお好きなほうを

2010年から全20回で進めてきたアートスタディ
1~3月に実施するその最後の3回「はじまりの三部作」として特別編で実施しましょう。

◆ 今回は、ボッティチェリ展とも絡めつつ「ルネサンス美術」をおさらいしながら、
最終回にふさわしいテーマ、「西洋美術(史)・近代美術(史)とはなにか」について考えてみましょう。
前半は担当者によるレクチャー(約60分)、後半は全体でセッション(約60分)。

◆ サブテキストは、池上英洋『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書)、または、
岡崎乾二郎『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)
どちらか1冊を読んでくればOK、どちらも読んでこなくてもOK。

『ルネサンス 歴史と芸術の物語』は、以前にもとりあげたことのある、カラー図版つきのルネサンス紹介本。
ルネサンスが本来なにを意味し、なぜ始まりなぜ終わったかを、芸術と社会の両面からクリアにまとめた良書。

『ルネサンス 経験の条件』は、現代アート作家・美術批評家の傑作論考集(もとは『批評空間』誌等に掲載)。
日本のみならず世界の美術批評史上に名を刻みうる、画期的な思考・解釈に満ちた刺激的な一冊。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

ルネサンス 歴史と芸術の物語    ルネサンス 経験の条件

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哲学カフェ第15回『デカルト的省察』

2016年3月13日

哲学カフェ第15回(セッション07)を、3月13日(日)に実施しましょう。
前回と今回はフッサールをとりあげ、「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 3月13日(日)
【 集 合 】 14:50にカフェミヤマ高田馬場駅前店の1号室(当初より変更しました)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 哲学カフェ → 解散 or 夕食 (19:00頃)
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 フッサール『デカルト的省察』の「序論」「第一省察」「第二省察」(岩波文庫ほか)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。

◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。

◆ 今回はセッション編となります。
エトムント・フッサール(1859 ~1938)の中期~後期の主著のひとつ『デカルト的省察』の
「序論」「第一省察」「第二省察」(計90ページ)をその場で読み解きながら、ひきつづき、
「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。
同書は、現象学のエッセンスに関する講演をもとにした、彼の著作のなかでは読みやすい一冊。
前回には参加できなかったかたもお気軽に参加どうぞ。

◆ なお、その次の哲学カフェは4月下旬~5月上旬に番外編として実施予定。
2015年12月30日の番外編「アベセデール」鑑賞会の参加者等が書いた哲学的エッセイを
とりあげ、ランダムに設定したテーマについて自由に哲学してみましょう。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。

これが現象学だ    デカルト的省察    ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学

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アートスタディ「美術・芸術のはじまり」

2016年2月14日

2月14日(日)の観覧会の前に、村上隆展と美術鑑賞全般をもっと楽しむために、
アートスタディ「美術・芸術のはじまり」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキスト未読の参加も歓迎

【  日にち  】 2月14日(日)
【  集 合  】 12:25に喫茶室ルノアール四谷店3階(JR・東京メトロ四ツ谷駅より徒歩2~3分)
【  費 用  】 各自で注文するドリンク代・昼食代のみ
【サブテキスト】 バタイユ『ラスコーの壁画』(二見書房)『美術手帖2016年1月号』(美術出版社)のお好きなほうを

2010年から全20回で進めてきたアートスタディ
1~3月に実施するその最後の3回「はじまりの三部作」として特別編で実施しましょう。

◆ 今回は、古代ギリシア以前の「原始美術」をおさらいしながら、「村上隆の五百羅漢図展」とも絡めつつ、
「美術・芸術のはじまり」について、あるいは「美術・芸術とはなにか」について考えてみましょう。
前半は担当者によるレクチャー(約45分)、後半は全体でセッション(約60分)。

◆ サブテキストは、バタイユ『ラスコーの壁画』、または、村上隆特集の『美術手帖2016年1月号』
どちらか1冊を読んでくればOK、どちらも読んでこなくてもOK。前者は入手困難でごめんなさい。

『ラスコーの壁画』は、スイスの出版社の美術史シリーズ第1巻として刊行された、哲学者・思想家バタイユの芸術起源論。
ラスコーの壁画をめぐり、芸術の誕生、芸術と宗教との関係、人間の生の根底にあるものなどが明快に語られます。
『美術手帖2016年1月号』は、「村上隆の五百羅漢図展」を日本美術史の文脈などから読み解くガイドブック。
現代アートの村上隆に原始美術のラスコーの壁画をぶつけることで、芸術・アートの見かたが深まるはず。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

ラスコーの壁画    美術手帖2016年1月号

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哲学カフェ第14回「フッサール」

2016年2月7日

哲学カフェ第14回(スタディ07)を、2月7日(日)に実施しましょう。
今回と次回はフッサールをとりあげ、「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 2月7日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 哲学カフェ → 解散 or 夕食 (19:00頃)
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 谷徹『これが現象学だ』(講談社現代新書)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。

◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。

◆ 今回はスタディ編となります。
サブテキストを参考に、エトムント・フッサール(1859 ~1938)とその現象学の全体像をおさらい。
並行して、「もの(事象そのもの)」について私たちなりに考えてみましょう。
「ものを見ること」「世界をまなざすこと」そのものを問い直すいい機会。
同年生まれのベルクソンとは対照的な時間の考えかたも興味深い。

今回のサブテキストは、谷徹『これが現象学だ』
ハイデガーやサルトル、メルロ=ポンティをはじめ、後の哲学の源流となった現象学。
フッサールのそれの全貌を的確に解説した最良の入門書

◆ なお、その次の哲学カフェ第153月13日(日)に実施予定。
フッサールの主著のなかではわかりやすい『デカルト的省察』の一部を読み解きながら、
ひきつづき「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。

これが現象学だ    デカルト的省察    ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学

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アートスタディ「デザインのはじまり」

2016年1月10日

1月10日(日)の観覧会の前に、ラファエル前派展と美術鑑賞全般をもっと楽しむために、
アートスタディ「デザインのはじまり」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど(パスタなどを注文可)、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキスト未読の参加も歓迎

【  日にち  】 1月10日(日)
【  集 合  】 12:25にカフェ・ミヤマ渋谷公園通り店の1号室(渋谷の他店とおまちがえなく)
【  費 用  】 各自で注文するドリンク代・昼食代のみ
【サブテキスト】 原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店)

2010年から全20回で進めてきたアートスタディ
1~3月に実施するその最後の3回「はじまりの三部作」として特別編で実施しましょう。

今回は、ラファエル前派「No.18 エコール・ド・パリ&アール・デコ」とも絡めながら、
ウィリアム・モリス、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ロシア・アヴァンギャルドなど、
デザインのはじまり~現代をおさらいしながら、「デザインとはなにか」を考えてみましょう。
参加者とのやりとりをはさみながら、担当者によるレクチャーを中心に進めていきます。

サブテキストは、原研哉『デザインのデザイン』
著者は無印良品や長野オリンピック関連のデザインで知られるグラフィックデザイナー・武蔵美教授。
デザインの歴史から、実例や考え方、展覧会の実践まで幅広く奥深く扱う、サントリー学芸賞受賞作

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

デザインのデザイン

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哲学カフェ番外編 「アベセデール」鑑賞会

2015年12月30日

哲学カフェの番外編として、12月30日(水)に、哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-1995)の
インタビューDVD「アベセデール」(約7時間半)を1日かけて鑑賞する回を実施しましょう。
3枚のディスクの合間にセッションをはさみながら進めていきます。

【 集 合 】 9:30にJR駒込駅東口(南北線の駅出口からは徒歩5分ほど)
【 流 れ 】 DISC1 → 昼食&議論 → DISC2 → 議論 → DISC3 → 夕食&議論 → 解散(22:30頃)
【 費 用 】 昼食代+おやつ代+夕食代
【 定 員 】 12名程度まで

2015年に発売されたこのDVDは、フランスの著名な映画批評誌の第1回DVD賞受賞作の日本語字幕版。
ドゥルーズが哲学する内容は下記のとおり。DISC1からおもしろそう。楽しみに早起きどうぞ。

[ DISC1 ] A(動物)、B(飲酒)、C(教養)、D(欲望)、E(子ども時代)、F(忠実さ)
[ DISC2 ] G(左派)、H(哲学史)、I(アイデア)、J(遊び)、K(カント)、L(文学)、M(病気)
[ DISC3 ] N(神経科学)、O(オペラ)、P(教師)、Q(問い)、R(抵抗)、S(文体)、T(テニス)、
U(一者)、V(旅行)、W(ウィトゲンシュタイン)、X,Y(未知数、言葉にできないもの)、Z(ジグザグ)

参加希望の方は各活動時に直接お声がけください。
すでにほぼ定員に達しているため、追加の参加は要相談となります。

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哲学カフェ第13回『時間と自由』

2015年11月22日

哲学カフェ第13回(セッション06)を、11月22日(日)に実施しましょう。
前回と今回はベルクソンをとりあげ、「時間」について考えてみましょう。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 11月22日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → セッション(3~4時間) → 解散 or 夕食
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 ベルクソン『時間と自由』の「第2章」と「結論」(岩波文庫、計90頁)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。

◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。

哲学カフェの様子を知りたいかたはアートと読書の雑誌「コレコネ」を読んでみてください。
ヘーゲルの回のスタディ編が収録されています。

◆ 今回はセッション編
ベルクソンの最初の主著『時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論』
「第2章」「結論」をその場で読み解きながら、ひきつづき「時間」について考えてみましょう。
前回には参加できなかったかたもお気軽に参加どうぞ。

◆ なお、その次の哲学カフェ第142月7日(日)に実施予定。
ベルクソンとつなげながら、フッサールをとりあげ、「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。
その前に、12月30日(水)にドゥルーズのDVD『アベセデール』を観る会もクローズドで実施予定。
後者に興味のあるかたは活動参加時に直接お尋ねください。

サブテキストの概要は次のとおり(同書の表紙より)。

ベルクソン(1859~1941)の哲学的出発を告げた時間論の古典的名著。「意識に直接与えられた」現実を純粋な時間的持続とみなす立場から、自由の決定論と非決定論の双方を〈時間の空間化〉として批判した。時間意識の緻密な分析を通して具体的現実の復権と真の自由の顕彰を図った20世紀初頭の思想動向を代表する記念碑的労作である。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加人数に応じて会場が変更になる可能性があるため、できるだけ11月17日までにお願いします。

ベルクソン哲学の遺言    時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論    ベルクソン―人は過去の奴隷なのだろうか

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予告! アートスタディ「はじまりの三部作」

2015年11月15日

2010年から5ヶ年計画で進めてきたアートスタディ
その最後の3回を1月~3月に実施し、全20回を予定どおり完結させましょう。

最後の3回は「はじまりの三部作」として以下のとおり実施します。

【 01月10日(日)】 デザインのはじまり(No.18 エコール・ド・パリ&アール・デコ)
「英国の夢 ラファエル前派展」観覧会の前に、「エコール・ド・パリ&アール・デコ」を横目に、
ウィリアム・モリス、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ロシア・アヴァンギャルドなど、
デザインのはじまり~現代をおさらいしながら、「デザインとはなにか」を考えましょう。
いまのところ、サブテキストは原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店)を予定。

【 02月14日(日)】 美術・芸術のはじまり(No.01 原始美術)
同日の「村上隆の五百羅漢図展」観覧会の前に、「原始美術」をおさらいしながら、
美術・芸術のはじまりについて、あるいは「美術・芸術とはなにか」について考えましょう。
いまのところ、サブテキストはバタイユ『ラスコーの壁画』(二見書房)を予定。

【 03月20日(日)】 西洋美術のはじまり(No.06 ルネサンス美術)
同日の「ボッティチェリ展」観覧会の前に、「ルネサンス美術」についておさらいしながら、
最終回にふさわしいテーマとして、「西洋美術・近代美術とはなにか」を考えましょう。
サブテキストは池上英洋『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書)を予定。

最終回以外は同日の観覧会とはゆるいつながりですが、だからこそ展覧会の見えかたが変わりそう。
どの回も会場費無料(飲食代のみ)で実施予定。観覧会のついでにぜひお気軽にご参加ください。
参加連絡はそれぞれの回の詳細お知らせ後にお願いします。

ラファエル前派展    村上隆の五百羅漢図展    ボッティチェリ展

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哲学カフェ第12回「ベルクソン」

2015年10月18日

ひさびさの哲学カフェ第12回(スタディ06)を、10月18日(日)に実施しましょう。
今回と次回はベルクソンをとりあげ、「時間」について考えてみましょう。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 10月18日(日)
【 集 合 】 14:40に紀伊国屋書店新宿本店前(または14:50に喫茶室ルノアール新宿区役所横店へ直接)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → スタディ&セッション(3時間程度) → 解散 or 夕食
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 前田英樹『ベルクソン哲学の遺言』(岩波現代全書、約240頁)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。

◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。

哲学カフェの様子を知りたいかたはアートと読書の雑誌「コレコネ」を読んでみてください。
ヘーゲルの回のスタディ編が収録されています。

◆ 今回はスタディ編
サブテキストを参考に、アンリ・ベルクソン(1859~1941)の哲学・思想の全体像をおさらい。
それと並行して、「時間」について私たちなりに考えてみましょう。
ベルクソンの画期的な時間論は前回の読書会でとりあげた『モモ』のそれと近いかも。
彼の美しい文章を読むと、世界の見えかた、アートや文学の受けとりかたが確実に変わります。

今回のサブテキストは、前田英樹『ベルクソン哲学の遺言』
アートスタディでとりあげた『絵画の二十世紀』のとてもよかった著者が本領を発揮。

◆ なお、その次の哲学カフェ第13回(セッション05)11月22日(日)に実施を予定。
ベルクソンの最初の主著『時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論』(岩波文庫)
「第2章」と「結論」を読み解きながら(計90頁)、ひきつづき「時間」について考えてみましょう。

サブテキストの概要は次のとおり(同書のカバーより)。

アンリ・ベルクソン(1859-1941)は、1937年2月8日に記した遺言状で「公衆に読んでもらいたいものすべてを刊行した」と断言し、生前刊行した7冊の著書以外の死後出版を厳に禁じた。この言葉を正面から受けとめるため、処女作『意識の直接与件に関する試論』(1889年)から『道徳と宗教の二源泉』(1932年)に至る哲学者の歩みが丹念に追跡され、その軌跡から遺言状に込められた意味が浮かび上がる――長らく待望された、著者初の本格的モノグラフ。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加人数に応じて会場を決めるため、できるだけ10月13日までにお願いします。

ベルクソン哲学の遺言    時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論    ベルクソン―人は過去の奴隷なのだろうか

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アートスタディ「印象主義」

2015年9月20日

9月20日(日)の観覧会の前に、モネ展をもっと楽しむために、
アートスタディ「印象主義」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど(注文可)、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキスト未読の参加も歓迎(観覧会のみの参加ももちろん歓迎)。

【  日にち  】 9月20日(日)
【  集 合  】 12:00にJR上野駅の不忍改札前
【  費 用  】 500円程度(ドリンクやお昼は必要に応じて各自持参)
【サブテキスト】 「コレコネ Vol.00」の記事「アートスタディ 印象主義」

恒例の印象派のアートスタディ。今回も次のとおり進めていきます。
前半(イントロ)では、展覧会に関連したサブテキストの感想などについて話しましょう。
後半(メイン)では、展覧会に関連した美術史上の時代・潮流を、担当者が教科書的におさらい。

今回のサブテキストは、
Arts&Books発行のアートと読書の雑誌「コレコネ Vol.00」の記事「アートスタディ 印象主義」。
後半ではこの記事を補足したり、そこから脱線したりしながら、印象派とその背景を学びましょう。

余力があれば、サブ・サブテキストとして、
中野京子『印象派で読む「近代」―光のモネから、ゴッホの闇へ』(NHK出版新書)
読んでくるとさらに深まるかも。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、初参加や今回だけの参加・見学など、どなたでも歓迎します。

美術手帖2014年8月号 世界一受けたい!印象派の授業    コレコネ Vol.00    印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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