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アートスタディPLUS『奇想の系譜』
2016年5月22日
5月22日(日)の観覧会の前に、若冲展と日本美術全般をもっと楽しむために、
アートスタディPLUSを実施し、『奇想の系譜』を読みましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
【 日にち 】 5月22日(日)
【 集 合 】 12:00に喫茶室ルノアール ニュー秋葉原店の会議室(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
【 費 用 】 各自注文の飲食代のみ
【テキスト】 辻惟雄『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
アートスタディPLUSでは、観覧会に向けたプラスアルファとして、
観覧会でとりあげる展覧会に関連する本を読んできてその感想・意見を交わしましょう。
今回のテキストは、辻惟雄『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫ほか)。
近世の日本美術史を書き換え、若冲や国芳、蕭白や又兵衛などの再評価を促した画期的な名著。
奇矯(エキセントリック)で幻想的(ファンタスティック)なイメージの表出を特徴とする画家たちを
「奇想」の系譜とみて、むしろ日本美術史の「主流」における前衛として位置づけ直します。
◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
『奇想の系譜』の概要は下記(ちくま学芸文庫の裏表紙より)。
意表を突く構図、強烈な色、グロテスクなフォルム――近世絵画史において長く傍系とされてきた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳ら表現主義的傾向の画家たち。本書は、奇矯(エキセントリック)で幻想的(ファンタスティック)なイメージの表出を特徴とする彼らを「奇想」という言葉で定義して、“異端”ではなく“主流”の中での前衛と再評価する。刊行時、絵画史を書き換える画期的著作としてセンセーションを巻き起こし、若冲らの大規模な再評価の火付け役ともなった名著、待望の文庫化。大胆で斬新、度肝を抜かれる奇想画家の世界へようこそ!図版多数。
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