美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 活動記録

Home

第81回読書会『千年の愉楽』

2012年11月4日

第81回読書会11月4日(日)に実施し、中上健次『千年の愉楽』を読みましょう。
すべて読み終えるのが望ましいですが、短編集のため、6篇中3篇以上を読み終えられれば参加OK。

【 日にち 】 11月4日(日)
【 集 合 】 15:10に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 中上健次『千年の愉楽』(1982年、河出文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

中上健次は、紀州熊野を舞台にした数々の小説により、ひとつの血族と「路地」(被差別部落)の
なかの共同体を中心とした、独特の土着的な作品世界を作り上げた作家。
今回は中上の代表的短編集『千年の愉楽』をとりあげ、柄谷行人や浅田彰らも絶賛したその「新し
物語文学」
を味わってみましょう。
この作品集は、2012年に若松孝二監督によって映画化され、ヴェネツィア映画祭にも招待されています。
公開は2013年初春。こちらも楽しみですね。

読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。

なお、次の第82回読書会は、12月9日(日)ジュネ『花のノートルダム』を予定しています。

作品の概要は下記。

(河出文庫の紹介文より)熊野の山々のせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かつ若者たち――色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら――の生と死を、神話的世界を通し過去・現在・未来に自在に映しだす新しい物語文学。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月2日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

千年の愉楽    中上健次 没後20年    枯木灘

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会

「篠山紀信展」&「ジェームズ・アンソール」展観覧会

2012年10月14日

次回の観覧会は10月14日(日)に実施し、新宿周辺の2つの展覧会を見にいきましょう。
ひとつは、東京オペラシティ・アートギャラリー(初台)の「篠山紀信展―写真力 THE PEOPLE by KISHIN」
もうひとつは、損保ジャパン東郷青児美術館(新宿)の「ジェームズ・アンソール―写実と幻想の系譜」
どちらかだけの参加ももちろん歓迎(初参加~2回目の方は歓談まで参加お願いします)。

【  日にち  】 10月14日(日)
【  ①集合  】 ①からなら13:45に東京オペラシティのサンクンガーデン(京王新線の初台駅の東口を出てすぐ)
【  ②集合  】 ②からなら15:45にJR新宿駅の西口改札前
【歓談集合】 歓談からなら17:45頃に新宿~西新宿の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 ①集合 → ①鑑賞 → 移動 → ②集合 → ②鑑賞 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【 チケット 】 ①学生800円/一般1,000円、②学生600円/一般1,000円(どちらも団体料金で割引になりそう)
【歓談費用】 2,000~3,000円
【  定 員  】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。

◆ 話題沸騰の大展覧会ではないかもですが、どちらも稀少さと新鮮さにおいて期待大。
損保ジャパン美術館には、ゴッホ《ひまわり》や、セザンヌ、ゴーギャンなども常設。

① 「篠山紀信展―写真力 THE PEOPLE by KISHIN」
1950年代後半から今日にいたるまで、写真の第一線を走りつづける篠山紀信(1940~)。
50年間にわたって撮影されてきたその写真のなかから、有名人のポートレートを中心に約120点を選び、
巨大な展示空間にあわせダイナミックに引き伸ばし、新たなストーリーのもとで展示。
これまで回顧展を拒みつづけてきた篠山が満を持して世に問う、国内美術館初の大規模な個展

② 「ジェームズ・アンソール―写実と幻想の系譜」
ジェームズ・アンソール(1860~1949)は、ベルギー近代美術を代表する画家。
仮面骸骨など、グロテスクなモティーフを用いながら、人間の心の奥底に潜む感情を独創的に表現し、
シュルレアリスムや表現主義など、後の絵画運動に影響を与えました。
アントワープ王立美術館のコレクションから、アンソール約50点と、フランドルや同時代の作品を展示。

鑑賞の後には、新宿~西新宿の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ なお、11月の観覧会としては、25日(日)に「メトロポリタン美術館展」(六本木・乃木坂)を、
アートスタディ「原始美術」とともに実施予定。古代メソポタミアから20世紀美術までを一望する展覧会!

篠山紀信展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

写真家・篠山紀信(1940~)は、60年代後半より活動を始め、現在に至るまで膨大な数の作品を発表し続けています。本展では、「人と時代」「ポートレイト」「フェイム(名声)」をテーマに、アイドル、女優、俳優、スポーツ選手など、私たちもよく知る著名人たちの姿がずらりと並びます。それは篠山自身が、時代の「好奇心の装置」であり「メディア」でもあることを感じさせます。それぞれの写真は単なるポートレイトではなく、日本人が生きてきた時代や社会、環境が同時に写りこんでいるのです。「人(ピープル)」というシンプルな切り口で「日本人とは何か」を問いかける作品は、写真自体がひとつひとつの『事件』のように、観客の心に強く刻みこまれるものになるでしょう。

アンソール展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

ジェームズ・アンソール(1860~1949)は、ベルギー近代美術を代表する画家のひとりです。仮面や骸骨など、グロテスクなモティーフを用いながら人間の心の奥底に潜む感情を独創的に表現し、シュルレアリスムや表現主義など、後の絵画運動に影響をあたえました。その一方で、アンソールは伝統的なフランドル絵画や、外光主義をはじめとする19世紀の主要な絵画運動から影響を受けていました。本展覧会は世界で最も多くアンソールの作品を所蔵するアントワープ王立美術館のコレクションより、素描を含む約50点のアンソール作品をフランドルや同時代の画家の作品と共に展示し、アンソールの芸術を生み出した写実と幻想の系譜をたどります。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく10月9日までに。キャンセルは前日までなら自由にどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方は、できるだけ鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握したうえで、歓談の会場を確保するなどします。

篠山紀信展    ジェームズ・アンソール展    ジェームズ・アンソール展

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会

第80回読書会『ピノッキオの冒険』

2012年9月23日

第80回読書会9月23日(日)に実施し、コッローディ『ピノッキオの冒険』を読みましょう。

【 日にち 】 9月23日(日)
【 集 合 】 15:10に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 コッローディ『ピノッキオの冒険』(1880年、岩波少年文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

ディズニーのアニメ映画をはじめ何度も映像化され、数々の派生作品を生んできたピノキオの原作を、
イタリア文学の一冊としてとりあげましょう。

素直に楽しむのももちろんOKですが、あやつり人形が人間になるという魅力的なモティーフをもち、
また、ブラックコメディ的な要素をももつこの作品は、読みようによっては化けるテキストかも。
最近ではヴィンシュルス作のバンドデシネ(ベルギー・フランスのマンガ)の『ピノキオ』が話題に。

書店で手に入る文庫は岩波少年文庫『ピノッキオの冒険』だけのようですが、河出文庫や角川文庫など、
他の翻訳で読んできてもOK(ただし、全訳でないものもあるのでご注意)。

読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。

なお、次の第81回読書会は、11月4日(日)中上健次『千年の愉楽』(河出文庫ほか)を予定。
秋に公開の若松孝二監督の映画「千年の愉楽」(ヴェネツィア国際映画祭招待作品)の鑑賞会も併催?

作品の概要は下記。

(河出文庫の紹介文より)ピノッキオは、ジェッペットさんのこしらえたあやつり人形。口をきいたりおどったりできるふしぎな人形ですが、いたずら好きでなまけもの。お話しするコオロギや空色の髪の妖精、船をも丸ごと飲みこむ大きなフカなどにであう大冒険の末、人間の子どもになれるでしょうか。十九世紀のイタリアでうまれ、世界中で愛されている児童文学の名作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく9月19日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

ピノッキオの冒険    ピノッキオの冒険    ピノキオ

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会

「マウリッツハイス美術館展」観覧会

2012年9月2日

次回の観覧会は9月2日(日)に実施し、リニューアル・オープンの東京都美術館(上野)へ、
「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝」を見にいきましょう。

【  日にち  】 9月2日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら14:50にJR上野駅の公園口改札前
※マウリッツハイス美術館展の混雑状況によっては30分程度早まる可能性あり(3日前までに検討)。
【歓談集合】 歓談からなら17:30頃にJR上野駅の公園口改札前
【 流 れ 】 (AS →) 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【 チケット 】 学生1,300円、一般1,600円(20名以上なら、学生1,000円、一般1,200円)
【歓談費用】 2,000~3,000円
【  定 員  】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)

◆ 話題のフェルメール《真珠の耳飾りの少女》が来日。
また、最晩年の自画像の傑作を含む、レンブラントの作品6点を展示。
ほかに、フランス・ハルス、ルーベンス、花のブリューゲルなど、オランダ・フランドル絵画が約50点

2010年から改修で休館していた東京都美術館のリニューアル・オープンを記念する特別展です。
すばらしい展覧会を開いてきた東京都美術館の、生まれ変わった姿を見られるのも楽しみですね。

鑑賞の後には、上野~神田の飲食店かゆったりスペースで夕食をとりながら、展覧会の感想やその他に
ついて歓談しましょう。平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ また、観覧会の前には、待望のアートスタディ「バロック美術」を実施しましょう。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

◆ なお、10月の観覧会としては、14日(日)に「篠山紀信展」&「ジェームス・アンソール」展(新宿)を予定。
詳細は9月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。

マウリッツハイス美術館展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

2012年夏のグランドオープンを飾るのは、「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションの数々です。最大の話題は、オランダの画家・フェルメールのシンボル的存在である「真珠の耳飾りの少女」の来日です。少女が肩越しに親密なまなざしを投げかける本作品は、絵画史上最も愛されてきた名画の一つとして、あまりにも有名です。フェルメールと並んで際立つのが、最晩年の境地を描いた「自画像」など6点が一堂に会するレンブラントの作品です。/そのほか、フランス・ハルス、ヴァン・ダイク、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)ら、17世紀オランダ・フランドル絵画を代表する作家による、世界の至宝の数々を堪能できる本展に、どうぞご期待下さい。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく8月29日までに。キャンセルは前日までなら自由にどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方は、できるだけ鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握したうえで、歓談の会場を確保するなどします。

マウリッツハイス美術館展    マウリッツハイス美術館展

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会

アートスタディ「バロック美術」

9月2日(日)の観覧会の前に、マウリッツハイス美術館展をもっと楽しむために、
待望のアートスタディ「バロック美術」を実施しましょう(8/29情報更新)

お昼をとりながらなど、観覧会のついでに気軽に参加どうぞ。
ASのみの参加や観覧会のみの参加、サブテキスト未読の参加も歓迎

【  日にち  】 9月2日(日)
【  集 合  】 11:50に東京メトロ銀座駅のA13出口地上
【  会 場  】 銀座の喫茶店の個室
【  費 用  】 ドリンク+場所代なら1,000円、昼食+場所代なら1,000~1,500円前後
【サブテキスト】岡部昌幸『レンブラントとフェルメール』

全20回のアートスタディの第13回は「バロック美術」
前半では、展覧会に関連したサブテキストについて、読んできた参加者の感想を。
後半では、展覧会に関連した美術史上の時代・潮流を、担当者が教科書的におさらい。

今回のサブテキストには、岡部昌幸『レンブラントとフェルメール―オランダ絵画「光と影」の巨匠たち』
(新人物往来社、約140頁)
をとりあげましょう。

『レンブラントとフェルメール』は、2人の巨匠の生涯と特徴を、多数の作品紹介とともにすっきりまとめた1冊。
さらに、2人が出会った可能性を想像してみたり、同時代のオランダの画家たちをカタログ的に紹介したり。
オランダにおける、イタリアやスペインとは異なるバロック美術の動向を、2人の比較を通して眺めてみましょう。

余裕のある方は、ツヴェタン・トドロフ『芸術か人生か!レンブラントの場合』を読んでみてもよいかも。
ロラン・バルトの弟子の哲学者・批評家による、美と倫理をめぐるレンブラント論。約100頁と短めの最新論文。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

レンブラントとフェルメール    芸術か人生か!レンブラントの場合

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:アートスタディ

第79回読書会『感情教育』

2012年8月19日

第79回読書会8月19日(日)に実施し、フローベール『感情教育』を読みましょう。

【 日にち 】 8月19日(日)
【 集 合 】 15:15に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 フローベール『感情教育』(1869年、上巻400頁・下巻350頁ほど)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

革命前後のパリで生きる夢見がちな青年と、彼をとりまく4人の女性の物語。
個人と社会の感情生活を、写実主義の極みといえる作者不在の精緻な文体で描いた青春小説であるとともに、
多義的な読みに開かれ、構造主義以後の文芸批評に愛された、読まずに死ねない最高の長編小説のひとつ。

フローベールは、19世紀近代小説の臨界にして、20世紀現代小説の開闢の作家。
バルザックとプルーストを中継しつつ、カフカ、ジョイス、クンデラ、ボルヘスなどへ絶大な影響を与えました。

定番の岩波文庫の生島遼一訳でももちろんOKですし、2009年に文庫化された河出文庫の山田ジャク訳でもOK。
山田ジャクは、森鴎外の孫、森茉莉の子であり、蓮実重彦の師である、東大仏文科の名誉教授。
生島訳は初訳1947年・新版1971年、山田訳は1971年の翻訳(新訳ではありません)。

読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。

なお、次の第80回読書会は、9月23日(日)コッローディ『ピノッキオの冒険』(岩波少年文庫)を予定。
ディズニー映画で有名なピノキオを、イタリア文学として読みましょう。こちらもお楽しみにどうぞ。

作品の概要は下記。

(河出文庫の紹介文より)法律を勉強するため上京した18歳の青年フレデリックは、帰郷の途上、セーヌ河をゆく船の上で美しき人妻に心奪われる。やがてパリ暮らしを再開した彼は、一途に人妻を思いながら、夫の経営する新聞社や社交界に出入りをするようになる……。革命前後のパリで生きる夢見がちな青年と、彼をとりまく4人の女の物語。

(岩波文庫の紹介文より)19世紀も半ば、二月革命に沸く動乱のパリを舞台に多感な一青年の感情生活を描く。小説に描かれた最も美しい女性像の一人といわれるアルヌー夫人への主人公の思慕を縦糸とし、官能的な恋、打算的な恋、様々な人間像と事件を簡潔な筆で絡ませてゆく。ここには、歴史の流れと或る人間の精神の流れが、見事に融合させられている。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく8月15日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

感情教育    感情教育    ボヴァリー夫人

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会

「奈良美智」展観覧会

2012年7月29日

次回の観覧会は7月29日(日)に実施し、横浜美術館(桜木町・みなとみらい)へ、
「奈良美智―君や僕にちょっと似ている」を見にいきましょう。

【  日にち  】 7月29日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:20にJR桜木町駅の改札前
【歓談集合】 歓談からなら18:00頃に桜木町~みなとみらいのどこか(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【 チケット 】 学生700円、一般1,100円(団体料金なら各100円引き)
【歓談費用】 未定(高くても3,000円前後)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)

◆ ことしは本当に楽しみな個展がいっぱいの年ですね。
4月の草間彌生、6月のバーン=ジョーンズにつづき、7月は奈良美智の新作展
絵画やドローイングに加え、初挑戦の大型ブロンズ彫刻など。

一目見るだけで忘れがたい印象を残す、ときに挑戦的、ときに瞑想的な、奈良作品の子どもたち
おなじみのイメージながらも、今回の展覧会では、作品の自立性、あるいは作品と作家・鑑賞者との
近いような遠いような不思議な距離の感覚に、作家のいっそうの成熟がうかがえそうです。

早めに見終わったら、横浜美術館の充実の常設展示もぜひ。

鑑賞後には、桜木町・みなとみらいの飲食店かゆったりスペースで夕食をとりながら、展覧会の感想や
その他について歓談しましょう。平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加どうぞ。

◆ なお、その次の観覧会としては、9月2日(日)に「マウリッツハイス美術館展」(上野)を、
待望のアートスタディ「バロック美術」とともに実施予定。フェルメールとレンブラント!
詳細は7月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。

奈良美智展の概要は下記のとおり(公式サイトより)。

一目見ると忘れがたい印象を残す子どもや動物たち。奈良美智が作り出す作品は、時に挑戦的であり、またある時には瞑想しているような憂いを帯びた、多彩な表情を見せてくれます。そこには、可愛らしさの奥底に秘められた強い意思や、言葉にできない感情といった、相反する営みが共存する人間の奥深さが表れ、見る者の想像力をかきたてる魅力を秘めています。〔……〕絵画やドローイングをはじめ、大規模なインスタレーションなど、多様な作品を通じて広く世界中の人々を魅了してきた奈良美智は、今、再び創作活動の原点に立ち返り、文字通り自らの手によって生み出される指の跡もあらわな彫刻など、新たな作品世界を切りひらこうとしています。〔……〕本展は、作家にとって初の挑戦となる大型のブロンズ彫刻をはじめ、絵画やドローイングなどの新作により構成されます。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく7月25日(水)までに。キャンセルは2日前までなら自由にどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。

奈良美智展    奈良美智展    奈良美智展

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会

第78回読書会『へルタースケルター』&映画「ヘルタースケルター」鑑賞会

2012年7月15日

第78回読書会7月15日(日)に実施し、岡崎京子『へルタースケルター』を読みましょう。
また、読書会の前に、映画「ヘルタースケルター」鑑賞会も併せて実施しましょう。

4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。

【 日にち 】 7月15日(日)
【 鑑賞会集合】 12:00に新宿ピカデリーの建物入口内
【 読書会集合】 15:00に新宿三丁目ビッグスビルの喫茶室ルノアール6号室
【 流 れ 】 集合 → 映画鑑賞会  → 移動 → 集合 → 読書会(感想→発表) → 移動 → 歓談
【 費 用 】 映画鑑賞会チケット代 + 読書会1,000円 + 歓談2,000円前後
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 岡崎京子『ヘルタースケルター』(連載1996年まで、祥伝社)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

Arts&Books読書会では初の試み!
今回は1冊のマンガ(と1本の映画)について、ゆったりじっくり語らいましょう。

テキストは、カリスマ的なマンガ家岡崎京子の、現時点では最後の大作『ヘルタースケルター』
モデル界を舞台に描かれる、美しさへの強迫、落ちていく女の子の発狂しそうな痛みと苦しみと強かさ。

映画化に合わせて出版各社が特集ムックを発刊予定。この機会に、岡崎京子の他の代表作もぜひ。
本作は90年代後半の、『リバーズ・エッジ』は90年代前半の、『pink』は80年代後半の空気感をあまりに鋭敏に描いています。

読書会の前には、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の映画「ヘルタースケルター」鑑賞会を実施しましょう。
読書会のみの参加映画鑑賞会のみの参加も歓迎(初参加~2回目の方については映画鑑賞会のみの参加は不可)。

なお、次の第79回読書会は、8月19日(日)フローベール『感情教育』を予定しています。
ドストエフスキー作品と並ぶ、最高の長編小説のひとつ。
こちらもお楽しみにどうぞ。上下巻もののため、いまから読みはじてもよさそう。

作品の概要は下記(Amazon.co.jpの紹介文より)。

「もとのままのもんは骨と目ん玉と髪と耳とアソコぐらいなもんでね あとは全部つくりもんなのさ」。大掛かりな全身の整形手術とメンテナンスにより、完璧な美しさを持つモデルの「りりこ」。女優や歌手としても活躍し人気の絶頂を迎えるが、体は次々に異常を訴え始める。それにつれてりりこの心の闇も濃く、深くなり、彼女の人生はやがて手もつけられなくなるほどに壊れてゆく。/りりこをスカウトして、美しく変貌させたモデル事務所の社長。ひどい仕打ちをされても、りりこから離れられないマネージャーとその恋人。生まれながらに美しいがゆえに、美に執着しない15歳の新人モデル。最後まで、りりこを美しく仕上げることに全力を注ぐメーク担当者。ある事件を追いかけるうちにりりこに出会い、シンパシーを感じ始める検事。りりこをとりまく人々も絶妙に配置され、この物語を重層的で刺激的なものにしている。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく、映画鑑賞会は7月5日頃までに(それ以降は各自で座席予約を)、読書会は7月11日までに。

ヘルタースケルター    リバーズ・エッジ    pink

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会

「バーン=ジョーンズ展」観覧会

2012年6月24日

次回の観覧会は6月24日(日)に実施し、三菱一号館美術館(丸の内)へ、
「バーン=ジョーンズ展―装飾と象徴」を見にいきましょう。

4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。

【 日にち 】 6月24日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:30にJR有楽町駅の国際フォーラム口改札前
【歓談集合】 歓談からなら18:00頃に銀座~神田のどこかを予定(個別に連絡します)
【 流 れ 】 (AS →) 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【チケット】 学生1,000円、一般1,500円
【歓談費用】 2,000円程度
【 定 員 】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)

◆ ヴィクトリア朝時代のイギリス美術を代表する画家エドワード・バーン=ジョーンズ
ウィリアム・モリスの親友であり、ラファエル前派の創始者ロセッティの弟子である彼は、
装飾デザイナーとしてアーツ・アンド・クラフツ運動を支える一方で、物語の世界を
詩情豊かに描いた絵画によって象徴主義の先駆者ともなりました。

今回の展覧会は、バーン=ジョーンズのその全貌に迫る日本初の個展
「聖ゲオルギウス」「クピドとプシュケ」「ピグマリオン」「ペルセウス」「いばら姫」
などの代表的連作を含む約80点を、聖書・神話・物語のテーマごとに紹介。

鑑賞の後には、銀座~神田の飲食店かゆったりスペースで夕食をとりながら、展覧会の感想やその他に
ついて歓談しましょう。平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加してみてください。

◆ また、観覧会の前には、アートスタディ「アール・ヌーヴォー&装飾美術」を実施しましょう。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

◆ なお、7月の観覧会としては、29日(日)に「奈良美智―君や僕にちょっと似ている」展
(桜木町・みなとみらい)を予定。詳細は6月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。

バーン=ジョーンズ展の概要は下記のとおり(公式サイトより)。

「『夢の国』に住む一番素敵な若者の一人」――時代の寵児ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティにそう云わしめた気鋭の画家エドワード・バーン=ジョーンズ(1833~98)は、イギリスの工業都市バーミンガムで額縁職人の子として生まれました。オックスフォード大学において生涯の友ウィリアム・モリスと出会い、1861年にはアーツ・アンド・クラフツ運動の起点となる共同事業を創始します。そして、19世紀末には、その詩情にみちた静謐な画風によってヴィクトリア朝絵画の頂点をきわめました。しかし、バーン=ジョーンズの活動については、これまでラファエロ前派やモリス商会とのかかわりから注目されることが多く、その全体像が十分に把握されてきたとはいえません。/本展は、バーン=ジョーンズの全貌に迫る日本初の個展です。ランカスター大学ラスキン図書館・研究所長スティーヴン・ワイルドマン氏を監修者に迎え、世界屈指のコレクションを収蔵するバーミンガム美術館の協力を得て、油彩画、水彩画、素描、貴重書、タペストリーなど、国内外から厳選した約80点を、聖書・神話・物語のテーマごとに展覧します。「聖ゲオルギウス」「クピドとプシュケ」「ピグマリオン」「ペルセウス」「いばら姫」など、バーン=ジョーンズ芸術の真髄を伝える代表的連作を紹介します。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく6月20日(水)までに。キャンセルは前日までなら自由にどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。

バーン=ジョーンズ展    バーン=ジョーンズ展    バーン=ジョーンズ展

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会

アートスタディ「アール・ヌーヴォー&装飾美術」

6月24日(日)の観覧会の前に、バーン=ジョーンズ展をもっと楽しむために、
アートスタディ「アール・ヌーヴォー&装飾美術を実施しましょう。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでに気軽に参加どうぞ。
ASのみの参加や観覧会のみの参加、サブテキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 6月24日(日)
【 集 合 】 12:30に東京メトロ銀座駅のA3出口
【 場 所 】 銀座の喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代 or 昼食代、室料300円前後
【サブテキスト】
小野二郎『ウィリアム・モリス―ラディカル・デザインの思想』(中公文庫、本文約220頁)
または、三井秀樹『形の美とは何か』(NHKブックス、本文約220頁)

全20回のアートスタディの第12回は「アール・ヌーヴォー&装飾美術」
前半では、展覧会に関連したサブテキストについて、読んできた参加者の感想を。
後半では、展覧会に関連した美術史上の時代・潮流を、担当者が教科書的におさらい。

今回のサブテキストには、小野二郎『ウィリアム・モリス』三井秀樹『形の美とは何か』を。
読んでくるのはどちらか1冊でも2冊ともでもOK。いつものASと同様、1冊も読まなくても歓迎

ラファエル前派からアール・ヌーヴォー&アール・デコへの流れをたどるには、そのあいだにあって
アーツ・アンド・クラフツ運動を推進したウィリアム・モリスの動向がひとつの軸になります。
そこで、『ウィリアム・モリス』で、近代デザインの父モリスの生涯と実践を眺めてみましょう。

ひとりのアーティストからではなく、もっと根本から装飾美術を捉えたい方は『形の美とは何か』を。
古代美術~現代アートの膨大な具体例とともに、徹底して「形」の観点から世界を眺め美を感じる一冊。
自然のかたちから、紋様・装飾や工業デザイン、フラクタルや複雑系まで。定形と非定形の彼方へ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

ウィリアム・モリス    形の美とは何か

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:アートスタディ
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books