第87回読書会『赤頭巾ちゃん気をつけて』
2013年6月2日
第87回読書会は6月2日(日)に新歓企画として実施し、庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』を読みましょう。
【 日にち 】 6月2日(日)
【 集 合 】 14:40に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 歓談(19:00頃~21:00)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000円程度
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは10名前後まで)
【テキスト】 庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫ほか、約180頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
学生運動と性の解放の華やかなりし60年代末に熱狂的にヒットし、その後もロングセラーの純文学作品。
テキトーなタイトルとライトな語り口ではあるものの、それだけではない傑作。作者は丸山眞男の弟子。
現代日本文学の展開に影響を与え、村上春樹的なものを生み出す素地を作った、1969年の芥川賞作品。
今回の読書会も渋谷のおしゃれ空間で実施しましょう。
読書会の後には、そのままそこで夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第88回読書会は、7月7日(日)にボルヘス『砂の本』を予定。
ラテンアメリカ文学ブームを牽引したアルゼンチン出身の巨匠の幻想的な短編集。
『赤頭巾ちゃん気をつけて』の概要は下記(新潮文庫の背表紙より)。
学生運動の煽りを受け、東大入試が中止になるという災難に見舞われた日比谷高校三年の薫くん。そのうえ愛犬が死に、幼馴染の由美と絶交し、踏んだり蹴ったりの一日がスタートするが――。真の知性とは何か。戦後民主主義はどこまで到達できるのか。青年の眼で、現代日本に通底する価値観の揺らぎを直視し、今なお斬新な文体による青春小説の最高傑作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月29日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
新歓企画!第86回読書会『青い麦』
2013年4月28日
第86回読書会は4月28日(日)に新歓企画として実施し、コレット『青い麦』を読みましょう。
【 日にち 】 4月28日(日)
【 集 合 】 14:40に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 歓談(19:00頃~21:00)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談1,500~2,000円程度
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは10名前後まで)
【テキスト】 コレット『青い麦』(光文社古典新訳文庫ほか、約200頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
コレット(1873~1954)は、同性や義理の息子をも相手に奔放で華麗な恋愛を謳歌しつつ、
その作品がフランスで絶大な人気を博した女性作家。ボーヴォワールも主著で幾度も引用。
『青い麦』は、彼女らしい感覚的な描写と、女性への鋭い観察・洞察が冴えわたった代表作。
冒頭から、とにかく豊かな色彩と、少年少女の繊細な心理描写にときめきます。
今回の読書会も渋谷のおしゃれ空間で実施しましょう。
読書会の後には、そのままそこで、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第87回読書会は、6月2日(日)に庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』を予定。
新作刊行が発表された村上春樹の先駆けとも位置づけられる作家の1969年の芥川賞作品。
『青い麦』の概要は下記(光文社古典新訳文庫の背表紙より)。
毎年、幼なじみのフィリップとヴァンカは、夏をブルターニュの海辺で過ごす。だが、16歳と15歳になった今年はどこかもどかしい。互いを異性として意識し始めた二人の関係はぎくしゃくしている。そこへ現れた年上の美しい女性の存在が、二人の間に影を落とす……。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく4月24日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第85回読書会『スローターハウス5』
2013年3月24日
第85回読書会は3月24日(日)に実施し、ヴォネガット『スローターハウス5』を読みましょう。
4~5月に初参加するよりも1~3月に初参加するほうが楽しめるかも。
【 日にち 】 3月24日(日)
【 集 合 】 15:00に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談1,500~2,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』(ハヤカワ文庫ほか、約280頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
カート・ヴォネガット・ジュニア(1922~2007)は現代アメリカ文学を代表する作家。
その代表作のひとつ『スローターハウス5』(=屠殺場5号、1969)は、SF風の半自伝的小説。
ドレスデン爆撃など彼の戦争体験を背景に、事実と幻想の交錯する時間旅行を前衛的に描きます。
今回の読書会は渋谷のおしゃれ空間で実施しましょう。
読書会の後には、そのままそこで、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第86回読書会は、4月28日(日)にコレット『青い麦』を予定。
『スローターハウス5』の概要は下記(ハヤカワ文庫の背表紙より)。
時の流れの呪縛から解き放たれたビリー・ピルグリムは、自分の生涯の未来と過去とを往来する、奇妙な時間旅行者になっていた。大富豪の娘と幸福な結婚生活を送り……異星人に誘惑されてトラルファマドール星の動物園に収容され……やがては第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜となり、連合軍によるドレスデン無差別爆撃を受けるビリー。時間の迷宮の果てに彼が見たものは何か? 著者自身の戦争体験をまじえた半自伝的長篇。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく3月20日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第84回読書会『道草』
2013年2月17日
第84回読書会は2月17日(日)に実施し、夏目漱石『道草』を読みましょう。
4~5月に初参加するよりも1~3月に初参加するほうが楽しめるかも。
【 日にち 】 2月17日(日)
【 集 合 】 15:10にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 夏目漱石『道草』(新潮文庫ほか、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
夏目漱石の唯一の自伝的小説であり、未完の『明暗』の前に書かれた最後の完成作品。
夫婦関係の齟齬や酷薄な人間関係を通して自然主義的に描かれるエゴイズムの行方。
ちなみに、前回のジェイムズと今回の漱石は同じ時代を生き、同じ年に死んでいます。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第85回読書会は、3月24日(日)にヴォネガット『スローターハウス5』を予定。
『道草』の概要は下記(新潮文庫の背表紙より)。
海外留学から帰って大学の教師になった健三は、長い時間をかけて完成する目的で一大著作に取りかかっている。その彼の前に、十五、六年前に縁が切れたはずの養父島田が現われ、金をせびる。養父ばかりか、姉や兄、事業に失敗した妻お住の父までが、健三にまつわりつき、金銭問題で悩ませる。その上、夫婦はお互いを理解できずに暮している毎日。近代知識人の苦悩を描く漱石の自伝的小説。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく2月13日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第83回読書会『ねじの回転』
2013年1月13日
第83回読書会は1月13日(日)に実施し、ジェイムズ『ねじの回転』を読みましょう。
4~5月に初参加するよりも1~3月に初参加するほうが楽しめるかも。
【 日にち 】 1月13日(日)
【 集 合 】 15:10にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 ジェイムズ『ねじの回転』(光文社古典新訳文庫ほか、200頁強)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
ヘンリー・ジェイムズは、アメリカで生まれイギリスで活躍した、19世紀末の英米文学を代表する作家。
『ねじの回転』は、ゴシック的・ヴィクトリア的で、謎に満ち、ひねりの利いたゴースト・ストーリー。
ポジティブな曖昧さのためにさまざまな読みかたができる、心理主義小説の名作中編です。
翻訳は、2012年9月に刊行された最新訳の光文社古典新訳文庫か、
初期代表作「デイジー・ミラー」を併載した岩波文庫(2003年刊)がオススメ。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第84回読書会は、2月17日(日)に夏目漱石『道草』を予定。
『ねじの回転』の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介文より)。
両親を亡くし、伯母の屋敷に身を寄せる兄妹。その家庭教師として雇われた「わたし」は、亡霊を目撃する。
子供たちを守るべく勇気を振り絞り正体を探ろうとするが……。文学史上最も恐ろしい小説!
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく1月9日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第82回読書会『花のノートルダム』
2012年12月9日
第82回読書会は12月9日(日)に実施し、ジュネ『花のノートルダム』を読みましょう。
【 日にち 】 12月9日(日)
【 集 合 】 15:10にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 ジュネ『花のノートルダム』(1944年、光文社古典新訳文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
私生児で、泥棒で、同性愛者で、後に過激な政治活動家にもなるジャン・ジュネ。
『花のノートルダム』は、若い頃の彼が獄中で書き、コクトーやサルトルに絶賛された処女作。
「もっとも卑劣にしてもっとも崇高、もっとも卑賤にしてもっとも高貴な文学」(三島由紀夫)。
純粋さや美しさのひとつの究極をみせてくれる、めまいがするほど貴重な作家・作品です。
どの翻訳で読んできてもOK。光文社古典新訳文庫の中条省平訳がオススメですが、
河出文庫の鈴木創士訳も新潮文庫の堀口大学訳もそれぞれに魂がこもっています。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第83回読書会は、1月13日(日)にジェイムズ『ねじの回転』を予定しています。
『花のノートルダム』の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介文より)。
泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の〈怪物〉作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上最も過激な小説。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく12月5日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第81回読書会『千年の愉楽』
2012年11月4日
第81回読書会は11月4日(日)に実施し、中上健次『千年の愉楽』を読みましょう。
すべて読み終えるのが望ましいですが、短編集のため、6篇中3篇以上を読み終えられれば参加OK。
【 日にち 】 11月4日(日)
【 集 合 】 15:10に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 中上健次『千年の愉楽』(1982年、河出文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
中上健次は、紀州熊野を舞台にした数々の小説により、ひとつの血族と「路地」(被差別部落)の
なかの共同体を中心とした、独特の土着的な作品世界を作り上げた作家。
今回は中上の代表的短編集『千年の愉楽』をとりあげ、柄谷行人や浅田彰らも絶賛したその「新しい
物語文学」を味わってみましょう。
この作品集は、2012年に若松孝二監督によって映画化され、ヴェネツィア映画祭にも招待されています。
公開は2013年初春。こちらも楽しみですね。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第82回読書会は、12月9日(日)にジュネ『花のノートルダム』を予定しています。
作品の概要は下記。
(河出文庫の紹介文より)熊野の山々のせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かつ若者たち――色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら――の生と死を、神話的世界を通し過去・現在・未来に自在に映しだす新しい物語文学。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月2日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第80回読書会『ピノッキオの冒険』
2012年9月23日
第80回読書会は9月23日(日)に実施し、コッローディ『ピノッキオの冒険』を読みましょう。
【 日にち 】 9月23日(日)
【 集 合 】 15:10に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 コッローディ『ピノッキオの冒険』(1880年、岩波少年文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
ディズニーのアニメ映画をはじめ何度も映像化され、数々の派生作品を生んできたピノキオの原作を、
イタリア文学の一冊としてとりあげましょう。
素直に楽しむのももちろんOKですが、あやつり人形が人間になるという魅力的なモティーフをもち、
また、ブラックコメディ的な要素をももつこの作品は、読みようによっては化けるテキストかも。
最近ではヴィンシュルス作のバンドデシネ(ベルギー・フランスのマンガ)の『ピノキオ』が話題に。
書店で手に入る文庫は岩波少年文庫『ピノッキオの冒険』だけのようですが、河出文庫や角川文庫など、
他の翻訳で読んできてもOK(ただし、全訳でないものもあるのでご注意)。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第81回読書会は、11月4日(日)に中上健次『千年の愉楽』(河出文庫ほか)を予定。
秋に公開の若松孝二監督の映画「千年の愉楽」(ヴェネツィア国際映画祭招待作品)の鑑賞会も併催?
作品の概要は下記。
(河出文庫の紹介文より)ピノッキオは、ジェッペットさんのこしらえたあやつり人形。口をきいたりおどったりできるふしぎな人形ですが、いたずら好きでなまけもの。お話しするコオロギや空色の髪の妖精、船をも丸ごと飲みこむ大きなフカなどにであう大冒険の末、人間の子どもになれるでしょうか。十九世紀のイタリアでうまれ、世界中で愛されている児童文学の名作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく9月19日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第79回読書会『感情教育』
2012年8月19日
第79回読書会は8月19日(日)に実施し、フローベール『感情教育』を読みましょう。
【 日にち 】 8月19日(日)
【 集 合 】 15:15に池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:30頃~)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 フローベール『感情教育』(1869年、上巻400頁・下巻350頁ほど)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
革命前後のパリで生きる夢見がちな青年と、彼をとりまく4人の女性の物語。
個人と社会の感情生活を、写実主義の極みといえる作者不在の精緻な文体で描いた青春小説であるとともに、
多義的な読みに開かれ、構造主義以後の文芸批評に愛された、読まずに死ねない最高の長編小説のひとつ。
フローベールは、19世紀近代小説の臨界にして、20世紀現代小説の開闢の作家。
バルザックとプルーストを中継しつつ、カフカ、ジョイス、クンデラ、ボルヘスなどへ絶大な影響を与えました。
定番の岩波文庫の生島遼一訳でももちろんOKですし、2009年に文庫化された河出文庫の山田ジャク訳でもOK。
山田ジャクは、森鴎外の孫、森茉莉の子であり、蓮実重彦の師である、東大仏文科の名誉教授。
生島訳は初訳1947年・新版1971年、山田訳は1971年の翻訳(新訳ではありません)。
読書会の後には、飲食店へ移動して、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第80回読書会は、9月23日(日)にコッローディ『ピノッキオの冒険』(岩波少年文庫)を予定。
ディズニー映画で有名なピノキオを、イタリア文学として読みましょう。こちらもお楽しみにどうぞ。
作品の概要は下記。
(河出文庫の紹介文より)法律を勉強するため上京した18歳の青年フレデリックは、帰郷の途上、セーヌ河をゆく船の上で美しき人妻に心奪われる。やがてパリ暮らしを再開した彼は、一途に人妻を思いながら、夫の経営する新聞社や社交界に出入りをするようになる……。革命前後のパリで生きる夢見がちな青年と、彼をとりまく4人の女の物語。
(岩波文庫の紹介文より)19世紀も半ば、二月革命に沸く動乱のパリを舞台に多感な一青年の感情生活を描く。小説に描かれた最も美しい女性像の一人といわれるアルヌー夫人への主人公の思慕を縦糸とし、官能的な恋、打算的な恋、様々な人間像と事件を簡潔な筆で絡ませてゆく。ここには、歴史の流れと或る人間の精神の流れが、見事に融合させられている。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく8月15日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
第78回読書会『へルタースケルター』&映画「ヘルタースケルター」鑑賞会
2012年7月15日
第78回読書会は7月15日(日)に実施し、岡崎京子『へルタースケルター』を読みましょう。
また、読書会の前に、映画「ヘルタースケルター」鑑賞会も併せて実施しましょう。
4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。
【 日にち 】 7月15日(日)
【 鑑賞会集合】 12:00に新宿ピカデリーの建物入口内
【 読書会集合】 15:00に新宿三丁目ビッグスビルの喫茶室ルノアール6号室
【 流 れ 】 集合 → 映画鑑賞会 → 移動 → 集合 → 読書会(感想→発表) → 移動 → 歓談
【 費 用 】 映画鑑賞会チケット代 + 読書会1,000円 + 歓談2,000円前後
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 岡崎京子『ヘルタースケルター』(連載1996年まで、祥伝社)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
Arts&Books読書会では初の試み!
今回は1冊のマンガ(と1本の映画)について、ゆったりじっくり語らいましょう。
テキストは、カリスマ的なマンガ家岡崎京子の、現時点では最後の大作『ヘルタースケルター』。
モデル界を舞台に描かれる、美しさへの強迫、落ちていく女の子の発狂しそうな痛みと苦しみと強かさ。
映画化に合わせて出版各社が特集ムックを発刊予定。この機会に、岡崎京子の他の代表作もぜひ。
本作は90年代後半の、『リバーズ・エッジ』は90年代前半の、『pink』は80年代後半の空気感をあまりに鋭敏に描いています。
読書会の前には、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の映画「ヘルタースケルター」鑑賞会を実施しましょう。
読書会のみの参加や映画鑑賞会のみの参加も歓迎(初参加~2回目の方については映画鑑賞会のみの参加は不可)。
なお、次の第79回読書会は、8月19日(日)にフローベール『感情教育』を予定しています。
ドストエフスキー作品と並ぶ、最高の長編小説のひとつ。
こちらもお楽しみにどうぞ。上下巻もののため、いまから読みはじてもよさそう。
作品の概要は下記(Amazon.co.jpの紹介文より)。
「もとのままのもんは骨と目ん玉と髪と耳とアソコぐらいなもんでね あとは全部つくりもんなのさ」。大掛かりな全身の整形手術とメンテナンスにより、完璧な美しさを持つモデルの「りりこ」。女優や歌手としても活躍し人気の絶頂を迎えるが、体は次々に異常を訴え始める。それにつれてりりこの心の闇も濃く、深くなり、彼女の人生はやがて手もつけられなくなるほどに壊れてゆく。/りりこをスカウトして、美しく変貌させたモデル事務所の社長。ひどい仕打ちをされても、りりこから離れられないマネージャーとその恋人。生まれながらに美しいがゆえに、美に執着しない15歳の新人モデル。最後まで、りりこを美しく仕上げることに全力を注ぐメーク担当者。ある事件を追いかけるうちにりりこに出会い、シンパシーを感じ始める検事。りりこをとりまく人々も絶妙に配置され、この物語を重層的で刺激的なものにしている。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく、映画鑑賞会は7月5日頃までに(それ以降は各自で座席予約を)、読書会は7月11日までに。
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