美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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「デイヴィッド・ホックニー展」観覧会

2023年9月3日

9月3日(日)昼「デイヴィッド・ホックニー展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都現代新美術館(清澄白河・木場)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が半数程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 9月3日(日)
【 集 合 】
① 
鑑賞前から集合:12:10に東京都現代美術館の館内1Fインフォメーション周辺(エントランス入ってすぐ)
② 鑑賞後から集合:14:10に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:15に東京都現代美術館のB2Fの研修室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
※ 昼食は事前に済ませておいてください。
【 流 れ 】
12:10 集合① → 12:15~ 鑑賞 → 14:10 集合② → 移動
→ 14:15 集合③ → 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットは日付のみ指定あり。当日窓口でも購入可ですが、オンライン購入がオススメ。
【歓談費用】 500円(会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
世界で最も人気のある画家のひとりデイヴィッド・ホックニー(1937年-、イギリス生まれ)の、日本
では27年ぶりとなる大規模な個展120数点

初期の代表作としてよく知られる「ダブル・ポートレート」の《クラーク夫妻とパーシー》や、ピカソの
キュビスムを参照し、複数の視点の統合を試みた「フォト・コラージュ」「フォト・ドローイング」等の
画期的な作品、そして、日本初公開となる近年の代表作〈春の到来〉シリーズに、新型コロナによる
ロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルの《ノルマンディーの12ヶ月》など、ホックニーの世界を
体感できる絶好の機会。画家の存命中にこれだけ見られるのは最後かもしれません。

◆ その次の観覧会
10月15日(日)昼「永遠のローマ展」(上野)を予定。
カピトリーノの丘を中心に築かれたローマの都。その丘に建つ世界最古の美術館の至宝でたどる二千年の歴史と芸術。

ホックニー展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

デイヴィッド・ホックニーの国内の美術館における大型個展は1996年以来、実に27年ぶり。〔……〕多数の代表作によって60年以上におよぶ画業をたどる本展は、日本におけるこれまでで最も充実したホックニー展となります。/ホックニーの故郷、イギリスのヨークシャー東部で2011年に制作された、幅10メートル、高さ3.5メートルの油彩画《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》(2011年)が、日本で初めて公開されます。本展では、同じく日本初公開となる大判サイズのiPad作品12点とともに、本作を展示します。豊かな色彩感覚によって芽吹きの季節をダイナミックにとらえた会心作は必見です。/2023年に86歳を迎えてなお一層制作に打ち込み、自らの芸術を刷新し続けるホックニー。60年以上にわたり現代美術の第一線で活躍し、新作を発表し続けるホックニーの「今」をご紹介します。〔……〕2023年だからこそ出会える作品の数々を、ぜひ直接会場で体感してください。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ホックニー展は8月30日までに、ローマ展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ホックニー展  ホックニー展  ホックニー展

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カテゴリー:観覧会

読書会プラス『失われた時を求めて 第二篇』

2023年8月19日

8月19日(土)夜読書会プラス『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに』
オンラインで実施しましょう(Teams、参加者の費用負担なし)。

【 日にち 】 8月19日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに』(岩波文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

読書会プラスでは、いつもの1回完結の読書会では扱いにくい超長篇などを複数回にわたって読み進めます。
その最初のシリーズとして、一度は読み通しておきたい『失われた時を求めて』をとりあげます。
プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)は全7篇からなり、岩波文庫では全14巻となります。

当面はそのうちの最初の2篇を次の2回で読みましょう。第三篇以降の扱いはこの2回のなかで検討します。
前回 → [4月8日(土)夜] 第1回「第一篇 スワン家の方へ」(文庫第1巻・第2巻、約1,000頁)
今回 → [8月19日(土)夜] 第2回「第二篇 花咲く乙女たちのかげに」(文庫第3巻・第4巻、約1,000頁)
今回は8月19日(土)夜の第2回の参加を募集します。読むのは大変でも、参加はお気軽にどうぞ。

これだけの長さをもったこの小説を読み通すことでしか真に理解されないことが確かにあります。
また、小説を読むことの意味をこれだけ思い知らせてくれる作品は他にほとんどないかもしれません。
20世紀最大の長篇小説、フランス文学の最高峰を、この機会にぜひ読み進めてみましょう。

第一篇・第二篇とくに評価の高い作品であり、全篇通読がベストとはいえ、それぞれ独立した作品
として読むこともできるため、第2回のみの参加や第2回からの参加も歓迎します。
Arts&Books発行の雑誌「ABYB」の次号の特集「建築/時間」で、このシリーズの成果をかたちにします。

翻訳は、全篇全巻の読了をめざしてみる場合には、完結した新訳の岩波文庫(2009~2019)がオススメ。
詳細な訳注と豊富な図版が読みを手助け。既訳を止揚しつつ、原文に忠実な翻訳であろうとしています。
刊行中の光文社古典新訳文庫の新訳も魅力的ですが、こちらは完結しない可能性が高いのが難点。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ8月9日までにお願いします。期日をあえて早めに設定しています。

プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(吉川一義訳、岩波文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(鈴木道彦訳、集英社文庫)

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カテゴリー:読書会プラス

「テート美術館展 光」観覧会

2023年8月6日

8月6日(日)昼「テート美術館展 光」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は国立新美術館(乃木坂)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が半数程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 8月6日(日)
【 集 合 】
① 
鑑賞前から集合:11:45に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではなく)
② 鑑賞後から集合:13:45に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではなく)
③ 歓談会場で集合:14:30に喫茶室ルノアール四谷店会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
11:45 集合① → 11:50~ 鑑賞 → 13:45 集合② → 移動
→ 14:30 集合③ → 歓談 → ~17:00 解散(状況次第で自由参加の夕食も検討)
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ 日時予約不要の展覧会。当日窓口でも購入可ですが、オンライン購入がオススメ。
【歓談費用】 1,500円(会場費割勘相当+珈琲紅茶代)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
イギリスのテート美術館のコレクションより、「光」をテーマに近現代美術の120点を厳選。
ターナー、コンスタブル、あるいはW・ブレイク、バーン=ジョーンズなどの英国らしい作品にはじまり、
モネなどの印象派、ホイッスラー、ハンマースホイや、モホイ=ナジなどのバウハウスを経て、
ロスコ、ライリー、草間彌生や、1990年代~2020年代のリヒター、タレル、エリアソンなど。
光の空間を体感するインスタレーションや、時代・地域を超えた作品相互の呼応など、見応えあり。

◆ その次の観覧会
9月3日(日)昼「デイヴィッド・ホックニー展」(清澄白河)を予定。
現代を代表する画家の日本では27年ぶりにして過去最大の回顧展。多才で多彩な作品に圧倒されます。

テート美術館展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。/「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや風景画の名手ジョン・コンスタブルといった英国近代美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、モホイ=ナジ・ラースローの映像作品やバウハウスの写真家たちによる光を使った実験の成果、さらにブリジット・ライリー、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験にまで目を向けます。/本展では、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するようなこれまでにない会場構成を行います。絵画、写真、彫刻、素描、キネティック・アート、インスタレーション、さらに映像等の多様な作品を通じ、様々なアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのかを検証します。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
テート美術館展は8月1日までに、ホックニー展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

テート美術館展 光  テート美術館展 光  テート美術館展 光

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カテゴリー:観覧会

Arts&Books全体歓談会

2023年7月16日

Arts&Books全体歓談会(宴会・納涼会)7月16日(日)夕に池袋でリアル開催しましょう。
三連休の中日(祝前日)となります。

ようやくArts&Books全体でのリアルの宴会・納涼会を再開です。
今回はあえて、コロナ以前のなじみの土風炉で実施しましょう。
いつものみなさんも、リアルではひさびさのみなさんも、コロナ以前ぶりのみなさんも、
そのほかのみなさんも、ぜひお気軽にご参加ください。

【 日 時 】 7月16日(日)17:00開始~19:20終了
【 集 合 】 17:00に土風炉池袋東口店(池袋駅東口から徒歩2分ほど)
【 費 用 】 4,000~4,500円(飲み放題付き)
【 定 員 】 35名程度まで
【参加要件】 Arts&Booksの活動に1回以上の参加経験があること(全体歓談会前の第192回読書会を含む)

なお、全体歓談会前の第192回読書会も同じく池袋で開催します。
第191回読書会の記事にも記載のとおり、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』をとりあげます。
全体歓談会の会場まで徒歩1~2分の会議室を予定。こちらもご関心のあるかたはぜひ。
全体歓談会だけの参加も読書会だけの参加も歓迎です。

参加連絡等はinfo@artsbooks.jpまで。
ひさびさのリアルの宴会・納涼会で参加人数が読みにくいため、
参加するかもしれないかたは一旦7月3日(月)までにご連絡ください。
その後のキャンセルは7月11日(火)まではお気兼ねなくどうぞ。

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カテゴリー:その他

第192回読書会『君たちはどう生きるか』

第192回読書会7月16日(日)昼に実施し、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を読みましょう。
今回はリアル開催となります。

また、読書会後に、読書会とは独立した企画として、Arts&Books全体歓談会(宴会・納涼会)を予定。
読書会だけの参加も、全体歓談会だけの参加も歓迎です。

【 日にち 】 7月16日(日)
【 集 合 】 14:00にアットビジネスセンター池袋駅前別館(JR池袋駅東口の斜め向かい)の801号室
※14:00から入室可。早めに到着したら、8階ラウンジ(無料)か6階カフェ(有料)でお待ちください。
【 流 れ 】 14:00に集合 → 14:05に開始 → 16:45前後に終了
【 費 用 】 1,000円~1,500円(会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫、1937年、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
本書の著者として知られる吉野源三郎(1899-1981)は、岩波少年文庫や岩波新書の創設者
でもあり、また、雑誌『世界』の初代編集長でもあった人物。
本書は、前回とりあげたケストナーと同じ年に生まれた彼が、ドイツと同様に厳しい状況下に
あった戦前に書いた、倫理と自由をめぐる児童文学

というと硬く聞こえますが、中学2年生の「コペル君」が、日常の経験と「おじさん」との対話との
行ったり来たりのなかで成長していく様の描かれた、読みやすい作品です。
2017~2018年に話題になり、つづいてこの7月14日に宮崎駿監督の同名のジブリ映画が公開。
時流に乗る/乗らないはともかく、この機会にみなさんぜひ。

◆ その次の読書会
8月は19日(土)夜に読書会プラス『失われた時を求めて 第二篇』のオンライン開催を予定しているため、
次の第193回読書会9月24日(日)昼を予定。テキストはシェイクスピア『リア王』(角川文庫ほか)
4年に一度のシェイクスピアの回。四大悲劇の中でも最も悲劇的と言われる最高傑作を。リアル開催。

『君たちはどう生きるか』の概要は下記(岩波文庫の紹介文より)。

著者がコペル少年の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第192回はできるだけ7月12日(水)までに、第193回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

吉野源三郎『君たちはどう生きるか』    宮崎駿「君たちはどう生きるか」    吉野源三郎『人間を信じる』

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カテゴリー:読書会

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」観覧会

2023年7月2日

7月2日(日)昼「ガウディとサグラダ・ファミリア展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京国立近代美術館(竹橋)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が半数程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 7月2日(日)
【 集 合 】
① 
鑑賞前から集合:11:45に東京国立近代美術館の屋外チケット売り場付近
② 鑑賞後から集合:13:45に東京国立近代美術館の屋外チケット売り場付近
③ 歓談会場で集合:14:30に喫茶室ルノアール四谷店会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:05 集合① → 12:10~ 鑑賞 → 13:45 集合② → 移動
→ 14:30 集合③ → 歓談 → ~17:00 解散(状況次第で自由参加の夕食も検討)
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ 日時予約不要の展覧会。当日窓口でも購入可ですが、オンライン購入がオススメ。
【歓談費用】 1,500円(会場費割勘相当+珈琲紅茶代)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
スペインのバルセロナで活躍した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)。
世界遺産にも登録されている建築群のひとつであり、「未完の聖堂」として有名な
サグラダ・ファミリアが、140年超の時を経ていよいよ2026年?に完成する見通しです。

本展では、この代表作に焦点を絞り、そのはるかな建設のプロセスをたどるとともに、
ガウディの建築思想と創造の源泉を解き明かします。
建築としての側面のみならず、諸芸術を総合する場としての側面にも光を当てながら、
100点以上の図面、模型、写真、資料、そして最新の映像を展示します。

◆ その次の観覧会
8月6日(日)昼「テート美術館展 光」(乃木坂)を予定。
ターナー、コンスタブル、モネ等から、バウハウス(モホリ=ナジ等)を経て、ごく最近の
現代アート(リヒター、タレル、エリアソン等)まで。テートらしい作品群を光のテーマで。

ガウディ展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

スペインのバルセロナで活躍した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな建築で、今なお世界中の人々を魅了し続けるとともに、様々な芸術分野に影響を与えてきました。/本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫ります。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ガウディ展は6月27日までに、テート美術館展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ガウディとサグラダ・ファミリア展  ガウディとサグラダ・ファミリア展  ガウディとサグラダ・ファミリア展

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カテゴリー:観覧会

アートスタディ「建築03:磯崎新」

2023年6月24日

6月24日(土)夜アートスタディ「建築03:磯崎新」をオンラインで実施しましょう。
オンライン開催にはTeamsを使用します(参加者の費用発生なし)。

【 日にち 】 6月24日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 磯崎新『日本建築思想史』(2015年、太田出版、本文約340頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

◆ アートスタディ「建築」シリーズ
アートスタディ「建築」シリーズ
は、3~4ヶ月に1回のペースでオンライン開催していきます。
このシリーズでは、アートとの関係で建築を考える場合に(あるいは他の観点で建築を考える場合にも)、
ぜひとも読んでおきたい建築家の著作をとりあげ、読書会風に感想・意見を交わして理解を深めます。

その「建築02」~「建築04」では「ポスト・ポストモダン」「ポストモダニズム」「モダニズム」
それぞれを代表する建築家として、隈研吾磯崎新ヴァルター・グロピウスをとりあげます
(その後はシリーズを進めながら検討していきます)。

Arts&Books発行の雑誌「ABYB」の次号の特集「建築/時間」でこのシリーズの成果をかたちにします。
美術史的には総合芸術とされることもある建築ですが(グロピウス創設のバウハウスの思想がその典型)、
この機会に、アート/非アートとしての建築について、ある程度集中的に考えてみましょう。

◆ 磯崎新『日本建築思想史』
「建築03」
では、2022年12月に亡くなった、1970年前後~の建築・建築思想の巨匠のひとり、
磯崎新(1931~2022)の『日本建築思想史』をとりあげましょう。

同書では、1920年頃~2020年頃の約100年間の日本の近代建築史・建築思想史を、モダニズム
ポストモダニズム等の世界的動向も踏まえながら、堀口捨己丹下健三磯崎新妹島和世を軸にたどります。
難解で長大な『建築の解体』『空間へ』等の代表的著作とは異なり、建築史家を聞き手とした語りおろしのため、
知識量や知性に圧倒されつつも、読みやすく読みとおしやすい。この機会にぜひ。

品切れのため書店等では購入できず、古書も値上がりして入手困難なため、図書館等で借りて読んでください。
それも難しい・面倒な場合には、Arts&Booksで手配しますので、お気軽にご連絡ください(費用発生なし)。

建築に関心のある方だけでなく、これまで建築に関心を持ってこなかった方、広義のアートを多少哲学的に
考えてみたい方など、どなたでもお気軽にご参加ください。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ6月20日までにお願いします。

磯崎新『日本建築思想史』    磯崎新『建築の解体』    磯崎新『空間へ』

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カテゴリー:アートスタディ

第191回読書会『ふたりのロッテ』

2023年6月10日

第191回読書会6月10日(土)夜にオンラインで開催し、ケストナー『ふたりのロッテ』を読みましょう。

【 日にち 】 6月10日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(ご案内メールを2~3日前に発信)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 500円
※ 2023年4月~2024年3月に、オンラインでの有料の活動に2回以上参加した場合、3回目から無料。
※ お支払いは、読書会参加後に銀行振込・PayPay・PayPalで(直前のご案内メールに詳細記載)。
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 エーリッヒ・ケストナー『ふたりのロッテ』(岩波少年文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
今回のテキストは、ケストナー『ふたりのロッテ』(1949年、約210頁)。

『飛ぶ教室』(1933年)や『エーミールと探偵たち』(1929年)でも知られるドイツの
作家エーリッヒ・ケストナー(1899-1974)が、戦中に書きあげ、戦後に発表した代表作。
ケストナーは次回とりあげる『君たちはどう生きるか』の吉野源三郎と同じ年の生まれです。

別々に育てられたふたごの姉妹が、偶然出会い、両親の離婚という困難に立ち向かいます。
子どもの喜び、子どものため息、子どもの悲しみ、子どもの怒り……。
他作品と同様、子どもの世界をリアルに、けれどあたたかく描いた児童文学の傑作

◆ その次の読書会
その次の第192回読書会7月16日(日)昼にリアル開催で吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を予定。
戦前の厳しい状況下で書かれた、倫理と自由をめぐる児童文学。7月に宮崎駿監督の同名のジブリ映画も公開。
7月の読書会の後には、Arts&Books全体歓談会(宴会・納涼会)を開催。読書会だけでも全体歓談会だけでも歓迎。

『ふたりのロッテ』の概要は下記(岩波少年文庫の紹介文より)。

おたがいを知らずに別々の町で育ったふたごの姉妹ルイーゼとロッテ。ある夏、スイスの林間学校で、ふたりは偶然に出会います。父と母の秘密を知ったふたりは、別れた両親を仲直りさせるために、大胆な計画をたてるのですが……。待望の新訳。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第191回はできるだけ6月6日までに、第192回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ケストナー『ふたりのロッテ』    ケストナー『飛ぶ教室』    ケストナー『わたしが子どもだったころ』

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カテゴリー:読書会

「マティス展」観覧会

2023年5月28日

5月28日(日)昼「マティス展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都美術館(上野)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が半数程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 5月28日(日)
【 集 合 】
① 
鑑賞前から集合:11:40に東京都美術館の館内チケット売り場の向かって左脇
② 鑑賞後から集合:13:40に東京都美術館の館内チケット売り場の向かって左脇
③ 歓談会場で集合:14:30に喫茶室ルノアール四谷店会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
11:40 集合① → 11:45~ 鑑賞 → 13:40 集合② → 移動
→ 14:30 集合③ → 歓談 → ~17:00 解散(自由参加で夕食あり)
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前に11:00~12:00の日時指定券を要購入
※ 大人気の展覧会のため、お早めに確保をお願いします。
【歓談費用】 1,500円(会場費割勘相当+珈琲紅茶代)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
アンリ・マティス(1869-1954)の約20年ぶりの大回顧展
コロナで開催が延期となっていた展覧会がついに!

世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センター
全面的な協力約150点を紹介。
フォーヴィスムでアートを革新した、20世紀を代表するフランスの巨匠の軌跡を、
代表作等により時系列でたどります。
2月のシーレ展と並ぶ、2023年のイチオシの展覧会。必見です。

◆ その次の観覧会
7月2日(日)昼「ガウディとサグラダ・ファミリア展」(竹橋)を予定。
「未完の聖堂」に即してガウディの総合芸術志向にも光を当て建築思想と造形原理を読み解きます。

マティス展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869–1954年)。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。/世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展です。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿ります。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
マティス展は5月23日までに、ガウディ展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

マティス展 Henri Matisse: The Path to Color  マティス展 Henri Matisse: The Path to Color  マティス展 Henri Matisse: The Path to Color

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第190回読書会『タイムマシン』

2023年5月14日

第190回読書会5月14日(日)昼に実施し、H・G・ウェルズ『タイムマシン』を読みましょう。
今回はリアル開催となります。

【 日にち 】 5月14日(日)
【 集 合 】 14:40に喫茶室ルノアール四谷店の会議室
【 時 間 】 14:40に集合 → 14:45に開始 → 17:00~17:30に終了
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 H・G・ウェルズ『タイムマシン』(岩波少年文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
今回のテキストは、H・G・ウェルズ『タイムマシン』(1895年、約170頁)。

ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功する以前、19世紀に描き出された、過去や未来を行き来するタイムマシン
空想科学小説=SF小説の元祖となった、H・G・ウェルズのこの作品をとりあげましょう。
そのアイディアや物語、世界観のみならず、人間をみつめるまなざしの鋭さと優しさも読みどころ。

前回とりあげたボルヘスにも大きな影響を与え、読書会プラスの『失われた時を求めて』でも参照されています。
どの翻訳を読んできてもOKですが、オススメは岩波少年文庫の金原瑞人訳

◆ その次の読書会
その次の第191回読書会6月10日(土)夜にオンライン開催でケストナー『ふたりのロッテ』を予定。
ふたごの姉妹と離婚した両親。『飛ぶ教室』と同様、子どもの世界をリアルに、けれどあたたかく描いた傑作。

『タイムマシン』の概要は下記(岩波少年文庫の紹介文より)。

19世紀末のイギリス。タイムマシンの発明家が、客間に集っている友人たちを前にして信じられない体験を語り始めた。80万年後の世界では、人類は「地上人」と「地下人」に二分され、しかも恐ろしい分業がなされているというのだ……。SF小説の元祖ウェルズの代表作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第190回はできるだけ5月10日(水)までに、第191回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

H・G・ウェルズ『タイムマシン』    H・G・ウェルズ『宇宙戦争』    H・G・ウェルズ『透明人間』

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