第208回『ナルニア国物語6 魔術師のおい』
2025年7月20日
第208回読書会を7月20日(日・祝前)昼に実施し、
C・S・ルイス『ナルニア国物語6 魔術師のおい』を読みましょう。
今回はリアル開催となります。
【 日にち 】 7月20日(日・祝前)
【 集 合 】 14:00に喫茶室ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店の会議室(新宿三丁目駅直通)
【 流 れ 】 14:00に集合 → 14:05に開始 → 16:30~17:00に終了・解散
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 15名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 C・S・ルイス『ナルニア国物語6 魔術師のおい』(1955年、角川文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
◆ テキストの概要
世界1億2千万部のファンタジー小説の最高峰、「ナルニア国物語」。
以前は岩波少年文庫等の瀬田貞二訳のみでしたが、2013年に日本での著作権が切れて以降、
各文庫から優れた新訳が刊行されており、新潮文庫の新訳も2025年6月をもって全巻出揃いました。
そういう意味で今こそ旬といえる「ナルニア国物語」を、この機会にぜひ(あらためて)読んでみましょう。
2026年から新たに映画化されはじめる予定でもあります。
全7巻のシリーズの第1巻を取り上げるのではなく、物語上の時系列で最初にあたる第6巻をとりあげます。
作者自身が第6巻から読むことをポジティブに捉えており、光文社古典新訳文庫では、
あえてこの第6巻「魔術師のおい」を第1巻として刊行しています。
「新世界(ナルニア)が生まれる瞬間!」
どの翻訳で読んできてもかまいませんが、オススメは角川文庫の河合祥一郎訳。
角川つばさ文庫も同じ訳者ですが、そちらは子ども向けにアレンジされた翻訳なのでお間違えなく。
表紙や第1巻挿絵のアニメ絵が気になるかもしれませんが、第6巻には挿絵はありませんのでご安心を。
◆ その次の読書会
その次の第209回読書会は8月30日(土)夜にイタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』を予定。
オンライン開催。20世紀イタリアを代表する文学の魔術師による究極の〈読書〉小説。失われた小説を求めて。
『新訳 ナルニア国物語6 魔術師のおい』の概要は下記(角川文庫の紹介文より)。
ディゴリーはお隣の少女ポリーと、おじの書斎で不思議な指輪を見つける。実はおじは魔術師で、異世界に行ける魔法の指輪を作ったのだ。指輪にふれた二人は異世界に送りこまれ、悪の女王ジェイディスを復活させ、ロンドンの街に連れ帰ってしまう。あわてて元の世界に連れもどそうとするが、入りこんだのはまた別の世界。そこでは、今まさにアスランが新しい世界を創造するところだった。ナルニアのはじまりが描かれる第6巻!
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第208回はできるだけ7月16日までに、第209回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「岡﨑乾二郎」展観覧会
2025年7月6日
7月6日(日)昼に「岡﨑乾二郎 而今而後」展観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都現代美術館(清澄白河・木場)。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が半数程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 7月6日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:00に東京都現代美術館の建物内の入口付近
② 鑑賞後から集合:13:50に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:35にイオンコンパス東京八重洲会議室(最寄りは日本橋駅・東京駅)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:00 集合① → 12:05~ 鑑賞 → 13:50 集合② → 移動 →
14:35 集合③ → 14:40~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットも日時指定なし、当日チケットカウンターでも販売あり。
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
「なんどでも世界は再生しつづける。而今而後(これから先、ずっと先も)」。
国際的な評価の高まる造形作家、岡﨑乾二郎(1955-)の革新的な仕事の集大成。
2021年以降の新作を中心に、過去の代表作を網羅して、これまで把握困難だった全貌を展望。
2025年前半の「抽象」シリーズのフィナーレに、『抽象の力』の著者でもある岡﨑のこの大回顧展を。
◆ その次の観覧会
8月10日(日・祝前)昼に「ルノワール×セザンヌ」(三菱一号館美術館)を予定。
パリのオランジュリー美術館の企画・監修による本気の世界巡回展。2人の巨匠の代表作約50点。
観覧会後にはArts&Books全体納涼会(懇親会)も予定しています。みなさんぜひ。
岡﨑乾二郎展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
絵画、彫刻のみならず、建築や環境文化圏計画、絵本、ロボット開発などの幅広い表現領域でも革新的な仕事を手がけ、さらには文化全般にわたる批評家としても活躍してきた岡﨑乾二郎(1955-)。その活動の根底には私たちの「認識」と「世界」を結び直す力としての「造形」があります。/AIをはじめとする科学技術の革新、環境危機、政治状況の混沌……。私たちが捉えてきた世界、社会を制御してきた制度は急速に失効しつつあるように思えます。世界は崩壊しつつあるのでしょうか。/しかしその問いに対し、岡﨑は、「世界は崩壊しているのではない。動揺しているのは私たちの認識である。」と言います。岡﨑にとっての「造形」とは、私たちが世界を捉える、その認識の枠組み自体を作り変える力です。すなわち、認識を作りかえることで世界の可塑性を解放し、世界との具体的な関わりを通して認識の可塑性を取り戻すことです。造形とは、この二つの可塑性を実践的に繋ぎなおすことだと彼は言います。/近年国際的な評価も高まるこの作家が大きく転回した2021年以降の新作を中心として、過去の代表作を網羅しつつ、その仕事の全貌を展望します。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
岡﨑乾二郎展は7月2日までに、ルノワール×セザンヌ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第207回読書会『瓶詰の地獄』
2025年6月21日
第207回読書会を6月21日(土)夜に実施し、
夢野久作『瓶詰の地獄(100分間で楽しむ名作小説)』に収録の短篇全3作を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 6月21日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 夢野久作『瓶詰の地獄(100分間で楽しむ名作小説)』(角川文庫、約120頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
「あなたの100分をください」。角川文庫で2024年に刊行開始された新シリーズ「100分間で楽しむ名作小説」。
漱石、芥川、太宰、谷崎に、坂口安吾、星新一などがラインナップされるなか、最も異色の一冊をとりあげます。
日本三大奇書のひとつ『ドグラ・マグラ』で知られる夢野久作の『瓶詰の地獄』を読んでみましょう。
収録されているのは「瓶詰の地獄」「死後の恋」「支那米の袋」の短篇3作。
新シリーズの装丁を味わいながら、100分程度で読めるにもかかわらず濃密な体験のできる作品で読書会を。
青空文庫や、旧来の角川文庫(2009年刊、短篇7編収録)で読んできてもかまいません。
◆ その次の読書会
その次の第208回読書会は7月20日(日)昼にC・S・ルイス『ナルニア国物語6 魔術師のおい』を予定。
リアル開催。著作権が切れて以降、著名な訳者による新訳が相次ぐシリーズの、物語の時系列で最初となる巻を。
『瓶詰の地獄』の概要は下記(角川文庫の紹介文より)。
極楽鳥が舞い、ヤシやパイナップルが生い繁る常夏の離れ島に幼い兄妹が漂れ着いた。持ち物はわずかな文房具に、三本のビール瓶、そして新約聖書が一冊だけ――。愛しい両親の助けを待ちながら力を合わせて過ごす二人。しかし時が経つにつれ、彼らの関係は変化していく……。彼らが海に流した手紙には、恐ろしい“地獄模様”が綴られていた――。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第207回はできるだけ6月17日までに、第208回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「ミロ展」観覧会
2025年6月1日
6月1日(日)昼に「ミロ展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都美術館(上野)。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が6~7割程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 6月1日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:10に東京都美術館の館内チケット売り場の向かって左脇
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:25にTKP上野駅前ビジネスセンターの会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:10 集合① → 12:05~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:25 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットは日時指定あり。①から集合の場合は「6月1日(日)12:00~13:00」で。
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
ジュアン・ミロ(1893~1983)の日本では過去最大規模の回顧展。
初期から晩年までの、各時代を代表する作品の数々が世界中から集まります。約100点。
世界に散在する〈星座〉シリーズも複数見られる貴重な機会。
久々に、だれもが親しめそうな巨匠の展覧会をとりあげます。みなさんぜひ。
◆ その次の観覧会
7月6日(日)昼に「岡﨑乾二郎 而今而後」(東京都現代美術館)を予定。
「抽象」の締め括りとして、『抽象の力』などの批評でも高名な、現代日本の造形作家の回顧展を。
ミロ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
ミロのすべてがここに。/初期から晩年まで、空前の大回顧展!/1893年にスペイン、カタルーニャ州に生まれたジュアン・ミロ(1893~1983)は、同じスペイン出身のピカソと並び20世紀を代表する巨匠に数えられます。太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる独特な画風は日本でも高い人気を誇ります。そんなミロの創作活動は、没後40年を迎えたいま、世界的に再評価されています。本展は、〈星座〉シリーズをはじめ、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介します。世界中から集った選りすぐりの傑作の数々により、ミロの芸術の真髄を体感できる空前の大回顧展です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ミロ展は5月28日までに、岡﨑乾二郎展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第206回読書会『すべての、白いものたちの』
2025年5月18日
第206回読書会を5月18日(日)昼に実施し、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』を読みましょう。
今回はリアル開催となります。
【 日にち 】 5月18日(日)
【 集 合 】 14:00に喫茶室ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店の会議室(新宿三丁目駅直通)
【 流 れ 】 14:00に集合 → 14:05に開始 → 16:30~17:00に終了・解散
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 15名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ハン・ガン(斎藤真理子訳)『すべての、白いものたちの』(河出文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
◆ テキストの概要
アジア人女性初のノーベル文学賞作家による、「白いもの」をめぐる65の詩的で美しい物語。
唯一の文庫というだけでなく、作品としてもハン・ガン(1970-)を最初に読むならこれがベスト。
2024年のノーベル賞受賞の受賞理由は「歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを露呈させた、
迫力ある詩的な散文に対して」。
「おくるみ、うぶぎ、しお、ゆき、こおり、つき、こめ……。〔……〕
生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が
交差する、儚くも偉大な命の鎮魂と恢復への祈り」。
文庫版には、前回の読書会でとりあげた『サロメ』の翻訳者でもある、平野啓一郎の解説もあり。
実質100頁分ほどの短い作品ですので、この機会にぜひ気軽に読んでみてください。
◆ その次の読書会
その次の第207回読書会は6月21日(土)夜に夢野久作『瓶詰の地獄』を予定。オンライン開催。
角川文庫から今年刊行が開始された新シリーズ「100分間で楽しむ名作小説」から最も異色の一冊を。短篇3作。
『すべての、白いものたちの』の概要は下記(河出文庫の紹介文(WEB版)より)。
アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。ノーベル文学賞受賞!/「ハン・ガン作品、どれから読んだらいいかわからない……という方には、個人的には『すべての、白いものたちの』をお勧めしたいです。詩のように淡く美しく、それでいて強く心をゆさぶる名作です」(岸本佐知子)/生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。/文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第206回はできるだけ5月14日までに、第207回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「ヒルマ・アフ・クリント展」観覧会
2025年4月27日
4月27日(日)昼に「ヒルマ・アフ・クリント展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京国立近代美術館(竹橋)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が6~7割程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 4月27日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:00に東京国立近代美術館の入口付近(屋外チケット売場周辺)
② 鑑賞後から集合:14:05に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:35にイオンコンパス東京八重洲会議室(美術館から15分程度、東京駅・日本橋駅)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:00 集合① → 12:05~ 鑑賞 → 14:05 集合② → 移動 →
14:35 集合③ → 14:40~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットも日時指定なし。
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
2025年最注目の展覧会!
1906年のスウェーデンでカンディンスキーやモンドリアンに先駆けて抽象絵画を描き、さらにそれを
緻密に体系的に展開した女性画家ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)のアジア発の大回顧展。
NY・グッゲンハイム美術館での大回顧展には、史上最多の60万人が来場するなど、死後70年を経て
世界の注目を集めており、美術史上でもきわめて重要な存在として再評価されています。
高さ3mを超える10点組の絵画「10の最大物」をはじめ、すべて日本初公開の約140点。必見!
◆ その次の観覧会
6月1日(日)昼に「ミロ展」(東京都美術館)を予定。
20世紀を代表する巨匠ジュアン・ミロの、代表作を含む初期から晩年までを紹介する、空前の大回顧展!
ヒルマ・アフ・クリント展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
1906年、スウェーデン。カンディンスキーやモンドリアンより早く抽象絵画を描いた、1人の画家がいた――その名は、ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)。/21世紀の現代に、死後70年を経てついに世界に発見された彼女の作品は米ニューヨークのグッゲンハイムで大きな評判を呼び、英ロンドンのテート・モダンなど世界各国の名だたる美術館が競い合うように展覧会を開催。/アジア初の大回顧展である本展では、高さ3mを超える10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ全てが日本初公開の約140点を一堂に展示し、謎につつまれたヒルマ・アフ・クリントの画業の全貌に迫ります。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ヒルマ・アフ・クリント展は4月23日までに、ミロ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
読書会プラス『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』
2025年4月12日
4月12日(土)夜に読書会プラスをオンライン(Teams、無料)で実施し、
フランスコミック版のプルースト『失われた時を求めて 花咲く乙女たちのかげに』を読みましょう。
【 日にち 】 4月12日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』(祥伝社、全1巻)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
2月の読書会で大変盛り上がった『失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ』に続き、
原作の第2篇「花咲く乙女たちのかげに」を、原作出版社がアート性高くマンガ化した本書をとりあげましょう。
フランスの大学・高校の授業でも採用されており、フランスだけでも10万部超のベストセラー。
祥伝社のものを読んできてください(白夜書房のものは一部のみの翻訳であるため)。
独立した作品としても読めます。
『~スワン家のほうへ』を読まずに『~花咲く乙女たちのかげに』のみ読んでも楽しめます。
この第2篇は原作全7篇のなかでも評価が高く、かつ、さわやかで読みやすく、同作入門に最適。
「読書会プラス」の枠で実施しますが、いつもの読書会と同様、どなたでもお気軽に参加どうぞ。
◆ その次の読書会
その次の第206回読書会は5月18日(日)昼にハン・ガン『すべての、白いものたちの』を予定。リアル開催。
アジア人女性初のノーベル文学賞作家による、「白いもの」をめぐる65の詩的で美しい物語。文庫で読めます。
『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』の概要は下記(Amazonの紹介文より)。
20世紀最高・最大の小説。そのエッセンスをコミック1冊で!/あまりにも有名でありながら、その長大さと、観念的な文章ゆえに多くの人が挑んでは通読できず挫折してきたであろう、マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』。本書はその第1篇「スワン家のほうへ」をコミック化したものです。フランスだけで10万部を超えるベストセラーとなり、フランスの大学や高校でプルーストの文学を教えるために採用されました。/本書の特徴は、コミックでありながらプルーストの原文に忠実であることです。原文から煩瑣な枝葉をとって、すっきりと読みやすく編集してあります。絵の支えがあるために、人物や舞台装置や出来事の具体的なイメージが立ちあがり、作品世界を明確に把握することができます。とくに第1篇「スワン家のほうへ」は、『失われた時を求めて』のエッセンスが詰まっています。/これまでに挫折した人も、これから読もうと思っていた人も、本書ならば読み通すことができ、奥深いプルーストの世界を味わえます。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
読書会プラスはできるだけ4月8日までに、第206回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」観覧会
2025年3月16日
3月16日(日)昼に「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」観覧会を実施しましょう。
展覧会場はアーティゾン美術館(東京、八重洲)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が6~7割程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 3月16日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:20にアーティゾン美術館の入口付近(建物内)
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に美術館から徒歩圏内の会議室(参加者に個別にお知らせします)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:20 集合① → 12:30~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:35~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットは日時指定あり。①から集合の場合は12~13時で購入してください。
【歓談費用】 1,500円(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
2025年前半のトレンドは「抽象」。
アルプ展(アルプ夫妻展)、ヒルマ・アフ・クリント展、ミロ展、岡崎乾二郎展と、必見の展覧会が目白押し!
今回はまず、20世紀前半を代表するアーティスト・カップルのこの展覧会。
ダダの中心人物でもあり、有機的なフォルムの彫刻や絵画でよく知られるジャン・アルプ(1886-1966)。
彼の方向性に決定的な影響を与えたのが、後に妻となるゾフィー・トイバー(1889-1943)との共同制作でした。
ゾフィー・トイバー=アルプは、幾何学的抽象と色彩理論をベースに多方面で創作に取り組んだアーティスト。
MoMAでの回顧展や岡崎乾二郎『抽象の力』など、近年再評価が進み、美術史上の重要性が見直されています。
本展は、日本ではほとんど紹介されてこなかったゾフィー・トイバー=アルプの45点と、ジャン・アルプの36点、
コラボ作品の7点の計88点からなる、類い希な展覧会。ぜひ見にいってみてください。
◆ その次の観覧会
4月27日(日)昼に「ヒルマ・アフ・クリント展」(東京国立近代美術館)を予定。
カンディンスキーやモンドリアンに先駆けて抽象絵画を創案した伝説の画家のアジア発の大回顧展がついに!
アルプ夫妻展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
テキスタイル・デザイナーとしてキャリアを開始し、緻密な幾何学的形態による構成を、絵画や室内空間へと領域を横断しつつ追求したゾフィー・トイバー=アルプ(1889‒1943)と、詩人としての顔をもちながら、偶然的に生まれる形態に基づき、コラージュやレリーフ、彫刻を制作したその夫、ジャン・アルプ(1886‒1966)。本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するものです。ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションより、トイバー=アルプの作品45点、アルプの作品36点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーション作品7点、計88点余りを出品予定です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
アルプ展は3月12日までに、ヒルマ・アフ・クリント展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第205回読書会『サロメ』
2025年3月8日
第205回読書会を3月8日(土)夜に実施し、ワイルド『サロメ』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 3月8日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 オスカー・ワイルド『サロメ』(角川文庫ほか、約70頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
ビアズリーの挿絵も有名な、オスカー・ワイルド(1854~1900)の『サロメ』(1893)。
サロメは、新約聖書のなかで、踊りの褒美に洗礼者ヨハネの首を求める少女。
端役ながら強烈な印象を与える人物として、作家・詩人・芸術家の想像力を刺激してきました。
ギュスターヴ・モローの絵画と並ぶ、その極めつけがワイルドの戯曲。
サロメを妖艶なファム・ファタールとして、音楽性高く描いた、世紀末の代表的作品。
一幕物の戯曲で数十頁のため、味わいながら読んでも1~2時間で読み終わります。
ビアズリー展観覧会とともに、この機会にぜひ(読書会のみや観覧会のみの参加も歓迎です)。
翻訳は角川文庫の河合祥一郎訳がオススメ。
他の訳を読んで参加もOKですが、あわせてこちらも読めるとより楽しめます。
2024年刊で、ワイルド自身が書いたフランス語版を丁寧に繊細に翻訳した画期的新訳。
本文と同じぐらいの長さの解説も、切れ味の鋭い読みで大変参考になります。
◆ その次の読書会
その次は読書会プラスとして4月12日(土)夜に
『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』を予定。オンライン開催。
大変盛り上がった2月の第1篇『~スワン家のほうへ』に続き、同作でも名高い第2篇も優れたコミックで。
『サロメ』の概要は下記(角川文庫の紹介文より)。
日本初演から110年。私達は「本当のサロメ」に初めて出会う。/月夜の晩。エロド王に請われ、妖艶な踊りを披露したサロメ。王に求めた褒美は美しき預言者ヨカナーンの首だった。少女の激情を描き、男性同性愛のモチーフを潜めることで、当時の西欧社会の抑圧を挑戦的に描いた本作は、実はワイルドのレジスタンス!? 仏語原文を忠実に読み解き、見過ごされてきた男達の意外な葛藤を示し、真のドラマ性を見事に新訳! ビアズリー画18点掲載。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第205回はできるだけ3月4日までに、読書会プラスは詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「異端の奇才 ビアズリー展」観覧会
2025年2月23日
2月23日(日)昼に「異端の奇才 ビアズリー展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は三菱一号館美術館(東京、丸の内)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が6~7割程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 2月23日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:15に三菱一号館美術館の建物入口付近(中庭)
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に東京駅周辺の会議室(詳細確定後にお知らせします)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:15 集合① → 12:20~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:35~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットも日時指定はありません。
【歓談費用】 1,500円(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
25歳で他界した英国の異才オーブリー・ビアズリー(1872-1898)。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館との共同企画で、彼の初期から晩年までの約220点を展示。
有名なワイルド『サロメ』の挿絵をはじめ、精緻な線描と大胆な白と黒の色面からなる洗練された作品群。
『サロメ』以後の最晩年の挿絵や、稀少な直筆の素描等も網羅した、決定版的な大回顧展。必見!
◆ その次の観覧会
3月16日(日)昼に「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」展(アーティゾン美術館)を予定。
2025年前半のトレンドは「抽象」。まずは20世紀前半を代表するアーティストカップルのこの展覧会から。
ビアズリー展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley, 1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。本展覧会は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ビアズリー展は2月19日までに、アルプ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
- Feed