「大吉原展」観覧会
2024年4月21日
4月21日(日)昼に「大吉原展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京藝術大学大学美術館(上野)。
今回は歓談会場も上野にして、展覧会場から葉桜の上野公園を横切り向かいます。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 4月21日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:00に東京藝術大学美術館の出入口付近
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に「TKP上野駅前ビジネスセンター」のミーティングルーム
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:00 集合① → 12:10~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定不要)
【歓談費用】 1,000円(=会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 20名まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
幕府公認の広大な遊郭として約250年続いた吉原を、その負の歴史に配慮した上で、
江戸文化の集積地、流行発信の最先端として再考するはじめての展覧会。
大英博物館等からの里帰り作品を含め、国内外から吉原に関する美術作品が集結。
菱川師宣、英一蝶、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、酒井抱一、高橋由一、そして工芸品や
人形・模型など約230点(展示替えあり)で、吉原の美術と文化を丁寧に検証します。
◆ その次の観覧会
6月2日(日)昼に「ブランクーシ 本質を象る」(東京・八重洲)を予定。
ロダン以後の20世紀彫刻や抽象彫刻を代表する作家ブランクーシの日本初の大規模展。
大吉原展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。
約10 万平方メートルもの広大な敷地に約250 年もの長きに渡り続いた幕府公認の遊廓・江戸の吉原は、他の遊廓とは一線を画す、公界としての格式と伝統を備えた場所でした。武士であっても刀を預けるしきたりを持ち、洗練された教養や鍛え抜かれた芸事で客をもてなし、夜桜や俄など季節ごとに町をあげて催事を行いました。約250 年続いた江戸吉原は、常に文化発信の中心地でもあったのです。3 月にだけ桜を植えるなど、贅沢に非日常が演出され仕掛けられた虚構の世界だったからこそ、多くの江戸庶民に親しまれ、地方から江戸に来た人たちが吉原見物に訪れました。そうした吉原への期待と驚きは多くの浮世絵師たちによって描かれ、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)らの出版人、文化人たちが吉原を舞台に活躍しました。/江戸の吉原遊廓は現代では存在せず、今後も出現することはありません。本展では、今や失われた吉原遊廓における江戸の文化と芸術について、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館からの里帰り作品を含む国内外の名品の数々で、歴史的に検証し、その全貌に迫ります。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
大吉原展は4月17日までに、ブランクーシ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第198回読書会『ガリバー旅行記』
2024年4月6日
第198回読書会を4月6日(土)夜に実施し、J・スウィフト『ガリバー旅行記』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 4月6日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』(朝日新聞出版ほか、約450頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
『ガリバー旅行記』は約300年前に書かれて以来、漱石もオーウェルも絶賛、子供にも大人にも読み継がれる超古典。
しかし実は、子供向けに抄訳され一般によく知られる第1部・第2部よりも、後半の第2部・第3部のほうが読み応えがあります。
ということで今回は、ラピュタもヤプーも出てくる全訳をとりあげましょう。短くはありませんが、読みやすく面白くぐいぐい進みます。
「冒険のワクワクと、人間批判の鋭さ、その奇跡的な両立」。「次々に起きる出来事、たっぷりの諷刺、理屈ぬきの面白さ」。
全訳(またはほぼ全訳)であればどの翻訳で読んできてもかまいません。
オススメは、最新の「お茶の間に届く」柴田元幸訳(朝日新聞出版)か、「愉快に高踏的」な高山宏訳(研究社)。
また、古い訳ですが、格調高い中野好夫訳(新潮文庫)も味わい深いかもしれません。
◆ その次の読書会
その次の読書会は、事情により延期となった第197回を5月12日(日)昼にリアル開催。横光利一の短篇3作を。
「蝿」「春は馬車に乗って」「機械」。プルーストやジョイスと同時代の日本文学の最先端。
『ガリバー旅行記』の概要は下記(朝日新聞出版の紹介文より)。
1726年にロンドンで刊行された『ガリバー旅行記』は、アイルランド出身の聖職者でジャーナリストのジョナサン・スウィフトが書いた4部構成の諷刺小説です。現在にいたる300年のあいだ、世界中の子どもと大人に読み継がれてきました。
次々と起きる出来事、たっぷりの諷刺、理屈抜きの面白さ!/本書は定評と実力をそなえた米文学者の柴田元幸が、「お茶の間に届くこと」を意識して、朝日新聞に好評連載した翻訳の書籍化です。/〔……〕物語は嵐にあって船が難破、必死に泳いで辿り着いた島が小人国のリリパット。そして次には巨人国のブロブディングナグ、空飛ぶ島のラプータ、支配される島のバルニバービ、フウイヌムと呼ばれる馬たちが暮らす理想郷へと……4部構成で縦横無尽にすすみゆきます。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第198回はできるだけ4月2日までに、第197回(再)は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「中平卓馬 火-氾濫」観覧会
2024年3月20日
3月20日(水祝)昼に「中平卓馬 火-氾濫」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京国立近代美術館(竹橋)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 3月20日(水祝)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:11:45に東京国立近代美術館の出入口付近
② 鑑賞後から集合:13:50に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:25に「喫茶室ルノアール四谷店」の会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
※ 歓談会場でサンドイッチ等の軽食を注文することもできます(別料金)。
【 流 れ 】
11:45 集合① → 11:50~ 鑑賞 → 13:50 集合② → 移動 →
14:25 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定なし)
【歓談費用】 1,500円(=会場費等の割勘相当+珈琲紅茶代含む)
【 定 員 】 30名まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
日本の写真を変えた伝説的写真家、中平卓馬(1938-2015)の没後初・約20年ぶりの大回顧展。「前衛」写真のもうひとつの極み。
1960年代末の雑誌『PROVOKE』時代の「アレ・ブレ・ボケ」から、1973年の評論集『なぜ、植物図鑑か』での自己批判・方向転換、1977年の昏倒・記憶喪失からの再起。
中平卓馬の初期から晩年までの約400点の作品・資料を丁寧にたどり、彼の写真をめぐる思考と実践の軌跡を読み解く画期的な展覧会。
中平卓馬展をもっと楽しむために、3月16日(土)夜にアートスタディ「日本写真史」も実施予定。
◆ その次の観覧会
4月21日(日)昼に「大吉原展」(上野)を予定。
約250年続いた広大な吉原遊郭における江戸の文化と芸術を、名だたる絵師・画家の作品で。
中平卓馬展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
日本の戦後写真における転換期となった1960年代末から70年代半ばにかけて、実作と理論の両面において大きな足跡を記した写真家である中平卓馬(1938-2015)。その存在は森山大道や篠山紀信ら同時代の写真家を大いに刺激し、またホンマタカシら後続の世代にも多大な影響を与えてきました。1960年代末『PROVOKE』誌などに発表した「アレ・ブレ・ボケ」の強烈なイメージや、1973年の評論集『なぜ、植物図鑑か』での自己批判と方向転換の宣言、そして1977年の昏倒・記憶喪失とそこからの再起など、中平のキャリアは劇的なエピソードによって彩られています。しかしそれらは中平の存在感を際立たせる一方で、中平像を固定し、その仕事の詳細を見えにくくするものでもありました。/本展では、あらためて中平の仕事をていねいにたどり、その展開を再検証するとともに、特に、1975年頃から試みられ、1977年に病で中断を余儀なくされることとなった模索の時期の仕事に焦点を当て、再起後の仕事の位置づけについてもあらためて検討します。/2015年に中平が死去して以降も、その仕事への関心は国内外で高まり続けてきました。本展は、初期から晩年まで約400点の作品・資料から、今日もなお看過できない問いを投げかける、中平の写真をめぐる思考と実践の軌跡をたどる待望の展覧会です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
中平卓馬展は3月16日までに、大吉原展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
アートスタディ「日本写真史」
2024年3月16日
3月16日(土)夜にアートスタディ「日本写真史」をオンラインで実施しましょう。
オンライン開催にはTeamsを使用します(参加者の費用発生なし)。
3月20日(水祝)昼の中平卓馬展観覧会をもっと楽しむために、戦後の日本写真史をおさらいしましょう。
観覧会に参加予定のみなさんも、アートスタディのみに参加希望のみなさんも、お気軽にどうぞ。
【 日にち 】 3月16日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 次のいずれかを事前に読んできてください(読まずに参加も可)。
① 中平卓馬『なぜ、植物図鑑か』(ちくま学芸文庫)の「なぜ、植物図鑑か」(約30頁)
② 金村修・タカザワケンジ『挑発する写真史』(平凡社)の気になった箇所
『挑発する写真史』をもとに、日本のアート寄りの写真について、歴史的な展開・変遷のポイントをお伝えします。
同書は、写真家と写真評論家との青山ブックセンターでの写真史講座をまとめた、読みやすく刺激的な一冊。
アート・美術とはまたちがった文脈をもつがゆえに話しにくい(言葉にしにくい)面のある写真について
多少なりとも背景知識を得るために、さらには中平卓馬(や12月観覧会の写真家たち)の前衛性・革新性を
多少なりとも理解するために、戦後の「日本写真史」をとりあげます。
事前に読んでくるテキストとして、読めるかたは、次のいずれかを読んできてください(読まずに参加も可)。
①中平卓馬の、そして日本の写真表現の転換点となった『なぜ、植物図鑑か』の冒頭の表題エッセイ(1972年)。
②『挑発する写真史』(2017年)の冒頭の章や中平卓馬を扱った章など気になった箇所。
◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ3月12日までにお願いします。
読書会プラス『失われた時を求めて』第5巻
2024年3月2日
3月2日(土)夜に読書会プラス『失われた時を求めて』第5巻をオンライン(Teams)で実施しましょう。
2023年8月19日~10月8日にかけて第一篇(第1~2巻)と第二篇(第3~4巻)を読みすすめてきました。
つづく第三篇~第七篇も、2024年3月から数ヶ月に1巻のペースで、無理なく着実に読みすすめていきます。
【 日にち 】 3月2日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて』第5巻(「第三篇 ゲルマントのほう」最初の3分の1)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
読書会プラスでは、いつもの1回完結の読書会では扱いにくい超長篇などを複数回にわたって読み進めます。
その最初のシリーズとして、一度は読み通しておきたい『失われた時を求めて』をとりあげます。
プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)は全7篇からなり、岩波文庫では全14巻となります。
シリーズの第4回となる今回は、岩波文庫や光文社古典新訳文庫では第5巻にあたる範囲をとりあげます。
「第三篇 ゲルマントのほう」全体の最初の3分の1。集英社文庫では第5巻の途中までにあたる範囲。
今回のみの参加や今回からの参加も歓迎。前回までの範囲を読めていなくてもお気軽にどうぞ。
翻訳は、全篇全巻の読了をめざしてみる場合には、完結した新訳の岩波文庫(2009~2019)がオススメ。
詳細な訳注と豊富な図版が読みを手助け。既訳を止揚しつつ、原文に忠実な翻訳であろうとしています。
刊行中の光文社古典新訳文庫の新訳も魅力的ですが、読書会プラスが刊行ペースを追い越す見通しです。
◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ2月27日までにお願いします。
第197回読書会 横光利一の短篇3作
2024年2月25日
第197回読書会を2月25日(日)昼に実施し、横光利一の短篇3作を読みましょう。
「蝿」「春は馬車に乗って」「機械」をとりあげます。
今回はリアル開催となります。
【 日にち 】 2月25日(日)
【 集 合 】 13:15に喫茶室ルノアール新宿区役所横店の会議室(JR新宿駅東口徒歩7分)
【 流 れ 】 13:15に集合 → 13:20に開始 → 15:50頃に終了
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 15名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 横光利一「蝿」「春は馬車に乗って」「機械」(合計約60頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
文学のアヴァンギャルドたろうとした新感覚派の中心的な作家、横光利一(1898~1947)。
『失われた時を求めて』の翻訳を日本で初めて掲載したのも彼や川端康成らが創刊した雑誌でした。
今回は横光のデビュー作「蝿」(約10頁)や、新感覚派を代表する「春は馬車に乗って」(約20頁)、
そして日本文学のモダニズムの頂点「機械」(約30頁)の3作をとりあげましょう。
いずれもごく短い短篇ながら読み応えのある名作。特に「機械」は絶品です。
町工場で機械のように働く人間を、心理主義、意識の流れの手法によって描いた異様な作品。
迷ったら岩波文庫『日輪 春は馬車に乗って 他八篇』がオススメですが(川端が短い解説を
書いてもいます)、青空文庫でも読めますし、どの文庫で読んでもかまいません。
短い作品なので頁を探しあう手間もかからないかと思います。
◆ その次の読書会
その次の第198回読書会は4月6日(土)夜にオンライン開催でスウィフト『ガリバー旅行記』を予定。
「冒険のワクワクと、人間批判の鋭さ、その奇跡的な両立」。漱石もオーウェルも絶賛の超古典を全訳で。
岩波文庫『日輪 春は馬車に乗って 他八篇』の概要は下記(岩波文庫の紹介文より)。
新感覚派の驍将として登場した横光は、つぎつぎと新しい小説形式に挑戦したが、戦争によって不幸にも挫折した。だが現在の文学状況の中で、横光の試みは今もなお課題たりうる多くのものを含んでいる。表題二作のほか「火」「笑われた子」「蝿」「御身」「花園の思想」など初期短篇と「機械」を収める。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第197回はできるだけ2月21日までに、第198回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「キース・ヘリング展」観覧会
2024年2月4日
2月4日(日)昼に「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 2月4日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:11:45にミュージアムコーンから入って3階のインフォメーションのフロア入口付近
② 鑑賞後から集合:13:40に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:25に「喫茶室ルノアール四谷店」の会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
※ 歓談会場でサンドイッチ等の軽食を注文することもできます(別料金)。
【 流 れ 】
11:45 集合① → 11:50~ 鑑賞 → 13:40 集合② → 移動 →
14:25 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前に11:00~のチケットを要購入
※日時指定あり、オンライン購入がオススメ。変更不可のチケットのため、遅刻に要注意。
【歓談費用】 1,500円(=会場費等の割勘相当+珈琲紅茶代含む)
【 定 員 】 30名まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
明るくポップなイメージと社会への強いメッセージで知られるキース・ヘリング(1958-1990)の大回顧展。
エイズによって31歳で亡くなるまでの約10年間に制作された150点が、大型作品を含めて勢ぞろいします。
ウォーホルやバスキアとともに駆け抜けた、80年代ニューヨークのカルチャーシーンさながらの劇的な展示空間。
11月の読書会、12月のアートスタディ、1月の読書会と続いた「アメリカ」シリーズの締め括りとしても。
◆ その次の観覧会
3月20日(水・祝)昼に「中平卓馬 火-氾濫」(竹橋)を予定。
日本の写真を変えた伝説的写真家の没後初・約20年ぶりの大回顧展。「前衛」写真のもうひとつの極。
中平卓馬展をもっと楽しむために、3月16日(土)夜にアートスタディ「日本写真史」の実施も検討中。
前衛写真展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
キース・ヘリングとは何者か?/明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・ヘリング。/ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークで地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうち創作活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージはいまなお響き続けています。/本展は6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通してヘリングのアートを体感いただく貴重な機会です。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後まで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ヘリング展は1月31日までに、中平卓馬展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「モネ 連作の情景」観覧会(オンライン歓談)
2024年1月20日
1月20日(土)夜に「モネ 連作の情景」観覧会を実施しましょう。
展覧会の状況から、今回はひさびさにオンライン開催とします。
各自で事前に上野の森美術館(上野)の同展をみてきて、Teamsで感想などを交わしましょう。
【 日にち 】 1月20日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは4名程度まで)
※ 展覧会はあらかじめ鑑賞してきてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)の油彩画のみを集めた展覧会。
国内外のモネの代表作60点以上を、「積みわら」「睡蓮」などの「連作」に焦点を当てて紹介。
流れゆく時間のなかで移ろいゆく光と色彩を探究する、その革新的な表現の核心に迫ります。
第1回印象派展から150年を迎える節目に、あらためてモネをたっぷり鑑賞してみましょう。
大人気の展覧会のため、希望する日時のチケットが直前には売り切れがちであり、日時指定制
ながら待ち時間の発生や会場内の混雑が予想されることから、オンラインでの開催としましょう。
◆ その次の観覧会
2月4日(日)昼に「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」(六本木)を予定。
ウォーホルやバスキアとともに80年代ニューヨークのカルチャーシーンを牽引したヘリングの大回顧展。
モネ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできません。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれません。/1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。また、サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品もご紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追います。展示作品のすべてがモネ作品となる、壮大なモネ芸術の世界をご堪能ください。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
モネ展は1月16日までに、ヘリング展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第196回読書会『青い眼がほしい』
2024年1月7日
第196回読書会を1月7日(日・祝前日)夜に実施し、トニ・モリスン『青い眼がほしい』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 1月7日(日・祝前日)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 トニ・モリスン『青い眼がほしい』(ハヤカワepi文庫ほか、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
トニ・モリスン(1931~2019年)は、黒人女性作家として、あるいはアメリカの黒人作家として、
1993年に初めてノーベル文学賞を受賞。その受賞理由は、「幻想的かつ詩的手法を駆使し、黒人社会を
通して見た米国の現実をえぐる素晴らしい業績をあげた」。
今回は彼女の鮮烈なデビュー作『青い眼がほしい』(1970年)をとりあげましょう。
キング牧師らに象徴される公民権運動の時代に、しかし他の黒人作家による「抗議の文学」への違和感
とともに構想された、「他者」をめぐる新しい文学。独特の明るさや力強さが魅力的。
前回とりあげた『グレート・ギャツビー』とゆるやかに対比して読んでみてもおもしろいかも。
◆ その次の読書会
その次の第197回読書会は2月25日(日)昼にリアル開催で横光利一「蝿」「機械」他を予定。
プルーストやジョイスと同時代の日本文学の最先端。デビュー作「蝿」~モダニズムの頂点「機械」の短篇3篇を。
『青い眼がほしい』の概要は下記(ハヤカワepi文庫の紹介文より)。
誰よりも青い眼にしてください。と黒人の少女ピコーラは祈った。そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから。白い肌やブロンドの髪の毛、そして青い眼。美や人間の価値は白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人には存在意義すら認められない。自らの価値に気づかず、無邪気にあこがれを抱くだけのピコーラに悲劇は起きた――白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第195回はできるだけ1月3日までに、第196回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「「前衛」写真の精神」観覧会
2023年12月17日
12月17日(日)昼に「「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は渋谷区立松濤美術館(渋谷・神泉)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 12月17日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:15に松濤美術館の出入口付近
② 鑑賞後から集合:13:50に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:15に「アットビジネスセンターサテライト渋谷宇田川」(渋谷駅ハチ公口徒歩6分)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
※ 昼食は事前に済ませておいてください。
【 流 れ 】
12:15 集合①~チケット団体購入 → 12:30~ 鑑賞 → 13:50 集合② → 移動・設営 →
14:15 集合③ → 14:20~ 歓談 → ~16:50 解散
【チケット】 ①から集合の場合、チケットの事前購入は不要(集合後に団体料金で購入予定)
【歓談費用】 1,000円(=会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 20名まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
前衛写真。とはいえ、技巧を凝らした新奇なイメージではなく、「日常現実のふかい襞のかげに潜んでいる美」。
瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人を結びつける、日本写真史における特異な系譜をご紹介。
アジェ以来の、「なんでもない写真」「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」のとんでもなさ。
国内4美術館を巡回する注目の展覧会。年内最後の活動になります。
◆ その次の観覧会
「モネ 連作の情景」(上野)を各自で事前鑑賞して、1月20日(土)夜にオンラインで歓談。
国内外40館以上のモネ作品を「連作」をテーマに厳選。人気展のため早め(12月中)の鑑賞がオススメ。
前衛写真展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
1930年代、海外のシュルレアリスムや抽象芸術の影響を受けて、日本各地に前衛写真が流行。東京では、瀧口や阿部を中心とする「前衛写真協会」が設立されます。技巧を凝らした新奇なイメージが珍重された前衛写真の風潮に満足しなかった瀧口は、「日常現実のふかい襞のかげに潜んでいる美」を見つめ、いたずらに技術を弄ぶべきではないと、熱狂に冷や水を浴びせかけます。しかし、太平洋戦争へと向かう時局において前衛写真が次第に弾圧の対象となっていくなか、この瀧口の指摘は一部をのぞいて十分に検討されることなく、運動は終局に向かいました。/戦後、個々人のなかに前衛写真の精神は継承され、特需景気、経済成長からその限界へとひた走る戦後の日本社会に反応し続けます。とりわけ、写真家としての出発点において瀧口と阿部に強く影響を受けた大辻と、「桑沢デザイン研究所」における大辻の教え子だった牛腸の二人は、時代に翻弄され移り変わる「日常現実」を批判的に見つめなおし、数々の名作を生み出しました。その写真には、反抗と闘争の60年代が過ぎ去った70年代、変容を遂げつつあった「前衛」の血脈が隠されています。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
前衛写真展は12月13日までに、モネ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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