美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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「没後300年記念 英一蝶」観覧会

2024年9月29日

9月29日(日)昼「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京ミッドタウンのサントリー美術館(六本木・乃木坂)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 9月29日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:00にサントリー美術館の入口付近
② 鑑賞後から集合:13:40に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に喫茶室ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店の会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:00 集合① → 12:05~ 鑑賞 → 14:40 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:35~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定なし)
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
この世は滑稽――だから愛おしい。
英一蝶(はなぶさ いっちょう、1652~1724)は、元禄前後に江戸を中心に活躍した絵師。
狩野派の教育を受けた後、菱川師宣岩佐又兵衛らに触発され、独自の都市風俗画を描きました。
弟子たちが英派を形成したり、歌川国貞が私淑したりするなど、後世にも大きな影響を与えています。
それほど有名な絵師ではありませんが、この過去最大規模の回顧展を通じて再評価が進むかも。

◆ その次の観覧会
11月10日(日)昼「カナレットとヴェネツィアの輝き」(SOMPO美術館)を予定。
18世紀イタリアの景観画の巨匠カナレットの、意外にも日本初の大規模な展覧会。ホイッスラーやモネも。

英一蝶展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

英一蝶(はなぶさいっちょう・1652~1724)は元禄年間(1688~1704)前後に、江戸を中心に活躍した絵師です。はじめは狩野探幽の弟・安信のもとでアカデミックな教育を受けますが、菱川師宣や岩佐又兵衛らに触発され、市井の人々を活写した独自の風俗画を生み出しました。この新しい都市風俗画は広く愛され、一蝶の画風を慕う弟子たちにより、英(はなぶさ)派と呼ばれる一派が形成されます。他にも、浮世絵師・歌川国貞のように一蝶に私淑した絵師は多く、後世にも大きな影響を与え続けました。また、松尾芭蕉に学び俳諧をたしなむなど、幅広いジャンルで才能を発揮しています。/加えて、その波乱万丈な生涯も人気に拍車をかけました。一蝶は元禄11年(1698)、数え47歳で三宅島へ流罪になるという異色の経歴を持ちます。宝永6年(1709)、将軍代替わりの恩赦によって江戸へ戻りますが、島で描かれた作品は〈島一蝶(しまいっちょう)〉と呼ばれ、とくに高く評価されています。そして江戸再帰後は、「多賀朝湖(たがちょうこ)」などと名乗っていた画名を「英一蝶」と改めました。/2024年は一蝶の没後300年にあたります。この節目に際し、過去最大規模の回顧展を開催します。瑞々しい初期作、配流時代の貴重な〈島一蝶〉、江戸再帰後の晩年作など、国内外の優品を通して、風流才子・英一蝶の画業と魅力あふれる人物像に迫ります。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
英一蝶展は9月25日までに、カナレット展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

英一蝶展   英一蝶展   英一蝶展

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カテゴリー:観覧会

読書会プラス『失われた時を求めて』第7巻

2024年9月14日

9月14日(土)夜読書会プラス『失われた時を求めて』第7巻をオンライン(Teams)で実施しましょう。
2023年8月19日~10月8日にかけて第一篇(第1~2巻)と第二篇(第3~4巻)を読みすすめてきました。
つづく第三篇~第七篇も、2024年3月から数ヶ月に1巻のペースで、無理なく着実に読みすすめていきます。

【 日にち 】 9月14日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて』第7巻(=「第三篇 ゲルマントのほう」終盤3分の1)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

読書会プラスでは、いつもの1回完結の読書会では扱いにくい超長篇などを複数回にわたって読み進めます。
その最初のシリーズとして、一度は読み通しておきたい『失われた時を求めて』をとりあげます。
プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)は全7篇からなり、岩波文庫では全14巻となります。

シリーズの第6回となる今回は、岩波文庫では第7巻にあたる範囲をとりあげます。
「第三篇 ゲルマントのほう」全体の終盤3分の1。集英社文庫では第6巻の途中から最後まで。
今回のみの参加や今回からの参加も歓迎。前回までの範囲を読めていなくてもお気軽にどうぞ。

翻訳は、全篇全巻の読了をめざしてみる場合には、完結した新訳の岩波文庫(2009~2019)がオススメ。
詳細な訳注と豊富な図版が読みを手助け。既訳を止揚しつつ、原文に忠実な翻訳であろうとしています。
光文社古典新訳文庫の新訳はこの第7巻から未刊となっています。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ9月10日までにお願いします。

プルースト『失われた時を求めて 7 第三篇 ゲルマントのほうⅢ』(吉川一義訳、岩波文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第三篇 ゲルマントの方2』(鈴木道彦訳、集英社文庫)

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カテゴリー:読書会プラス

第201回読書会「にごりえ」「たけくらべ」

2024年8月24日

第201回読書会8月24日(土)夜に実施し、樋口一葉「にごりえ」「たけくらべ」を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
現代語訳で読んできても、原文(青空文庫にもあり)で読んできても、両方で読んできてもかまいません。

【 日にち 】 8月24日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 樋口一葉「にごりえ」「たけくらべ」(原文は新潮文庫ほか、現代語訳は河出文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
一葉は、以前「にごりえ」を中心にとりあげましたが、今回は「たけくらべ」「にごりえ」を両方とも。

近代日本初の職業女性作家、樋口一葉は、森鴎外らにその才を激賞されるも、24歳で肺結核で亡くなります。
その短い作家生活(奇跡の14か月)のなかの代表作がこの2作。いずれも短いので、この機会にぜひ。
少年少女を描いた「たけくらべ」(原文約55頁)も遊女を描いた「にごりえ」(原文約40頁)も、
吉原界隈を舞台とした悲哀と情緒に満ちた古典的名作。

現代語訳で読むなら、「にごりえ」は河出文庫の伊藤比呂美訳など、「たけくらべ」は河出文庫の松浦理英子訳や、
河出書房新社の日本文学全集の川上未映子訳など、著名な作家の翻訳あり。河出文庫に併録の他作品の訳者も豪華。
原文で読むなら新潮文庫がおすすめですが、青空文庫、岩波文庫、集英社文庫など、各文庫に入っています。

◆ その次の読書会
その次の第202回読書会は10月13日(日)昼チェーホフ「桜の園」を予定リアル開催。
伝統的な戯曲とは異なる新たな領域を切り開き、演劇革命を起こしたロシアの作家の最後の傑作。
なお、9月14日(土)夜には読書会プラス『失われた時を求めて』第7巻の実施も調整中。

『にごりえ・たけくらべ』の概要は下記(新潮文庫の紹介文より)。

落ちぶれた愛人の源七とも自由に逢えず、自暴自棄の日を送る銘酒屋のお力を通して、社会の底辺で悶える女を描いた『にごりえ』。今を盛りの遊女を姉に持つ14歳の美登利と、ゆくゆくは僧侶になる定めの信如との思春期の淡く密かな恋を描いた『たけくらべ』。他に『十三夜』『大つごもり』等、明治文壇を彩る天才女流作家一葉の、人生への哀歓と美しい夢を織り込んだ短編全8編を収録する。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第201回はできるだけ8月20日までに、第202回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』    樋口一葉(伊藤比呂美訳)『にごりえ』    『池澤夏樹個人編集日本文学全集 たけくらべ/三四郎/青年』

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カテゴリー:読書会

「カルダー」展観覧会

2024年8月4日

8月4日(日)昼「カルダー:そよぐ、感じる、日本」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は麻布台ヒルズ ギャラリー(神谷町、六本木一丁目)。
歓談会場は東京タワーの足下の会議室を予定。麻布台ヒルズから徒歩圏内。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 8月4日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:15に麻布台ヒルズ ギャラリー(神谷町駅5番出口直通)の入口付近
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:25に「TKPスター貸会議室 東京タワー通り」の会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:15 集合① → 12:20~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:25 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定あり)
※日時指定は「8月4日(日)10:00~13:00」で購入してください。
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
アメリカのモダンアートを代表するアレクサンダー・カルダー(1898-1976)の東京では約35年ぶりの大回顧展
空間に描かれ、風にそよぐ、動く抽象彫刻モビールなどの代表作を含む、初期~晩年の幅広い作品約100点を紹介。
日本の芸術家や詩人にも大きな影響を与えた彼の、日本の美意識との共鳴もテーマとしています。

カルダー展そのものがイチオシですが、麻布台ヒルズでの初鑑賞、東京タワー下での歓談と、わくわくづくしの回
お知らせが直前となりましたが、少しでも関心のある方はぜひご参加ください。

◆ その次の観覧会
9月とそれ以降の予定については7月中を目処にあらためてお知らせします。

カルダー展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

アレクサンダー・カルダーによる東京での約35年ぶりとなる個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」を開催します。本展は、アメリカのモダンアートを代表するカルダーの芸術作品における、日本の伝統や美意識との永続的な共鳴をテーマにしています。この展覧会は、ニューヨークのカルダー財団理事長であるアレクサンダー・S.C.ロウワーのキュレーションと、Paceギャラリーの協力のもと、カルダー財団が所蔵する1920年代から1970年代までの作品約100点で構成され、代表作であるモビール、スタビル、スタンディング・モビールから油彩画、ドローイングなど、幅広い作品をご覧いただけます。/カルダー自身は生前日本を訪れたことはありませんでしたが、日本の多くの芸術家や詩人に受け入れられました。それは、今日、彼の作品20点以上が日本国内18箇所の美術館に収蔵されていることからもわかります。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
カルダー展は7月31日までにお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

カルダー展   カルダー展   カルダー展

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カテゴリー:観覧会

Arts&Books全体歓談会

2024年7月21日

Arts&Books全体歓談会(納涼会・懇親会)7月21日(日)夕に新宿で実施しましょう。
いつものみなさんも、(リアルでは)ひさびさのみなさんも、コロナ以前ぶりのみなさんも、
そのほかのみなさんも、ぜひお気軽にご参加ください。

【 日 時 】 7月21日(日)17:00開始~19:00終了
【 集 合 】 17:00にKICHIRI新宿(JR新宿駅中央東口徒歩1分)
※新宿に複数店舗あるためお間違えなく。「新宿」店です。
【 費 用 】 5,000~5,500円(飲み放題付き)
【 定 員 】 25名程度まで
【参加要件】 Arts&Booksの活動に1回以上の参加経験があること(全体歓談会前の第200回読書会を含む)

なお、全体歓談会前の第200回読書会も同じく新宿で開催します。
今回はめずらしく新書を扱い、三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』をとりあげます。
こちらもご関心のあるかたはぜひ。全体歓談会だけの参加も読書会だけの参加も歓迎です。

参加連絡等はinfo@artsbooks.jpまで。
参加人数が読みにくいため、参加するかもしれないかたは一旦7月12日(金)までにご連絡ください。
その後のキャンセルは7月17日(水)まではお気兼ねなくどうぞ。

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カテゴリー:その他

第200回読書会『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

第200回読書会7月21日(日)昼に実施し、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みましょう。
記念すべき第200回はいつもとはちがって読書論の新書をとりあげてみましょう。リアル開催。

【 日にち 】 7月21日(日)
【 集 合 】 14:00に喫茶室ルノアール新宿三丁目ビッグスビル店の会議室(新宿三丁目駅直通)
【 流 れ 】 14:00に集合 → 14:05に開始 → 16:30頃に終了
※ 終了後、17:00~19:00に別企画としてArts&Books全体歓談会を実施します。こちらもぜひ。
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書、約260頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

◆ テキストの概要
4月の発売直後に一時品切れとなるほどの、2024年の驚異のベストセラー
明治以来の読書史と労働史をたどり、私たちの悩みの根底を問います。とはいえとても読みやすい一冊。
読書会初参加のみなさんやひさびさのみなさんも、お気軽にご参加ください。
読書会常連のみなさんや読書好きのみなさんも、読書について、読書と仕事について、あらためて考えてみましょう。

◆ その次の読書会
その次の第201回読書会8月24日(土)夜樋口一葉「にごりえ」「たけくらべ」を予定。オンライン開催。
お札になってさらに有名になった一葉を、この機会にぜひ。吉原とその周辺の文脈でも。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の概要は下記(集英社新書の紹介文より)。

「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。/「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。/自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。/そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?/すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第200回はできるだけ7月17日までに、第201回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

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カテゴリー:読書会

「デ・キリコ展」観覧会

2024年7月7日

7月7日(日)昼「デ・キリコ展」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都美術館(上野)。歓談会場は上野駅前の予定です。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 7月7日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:15に東京都美術館の館内チケット売り場の向かって左脇
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:25にTKP上野駅前ビジネスセンターのカンファレンスルーム
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:15 集合① → 12:20~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:25 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定あり)
※日時指定は「7月7日(日)12:00~」で購入してください。
【歓談費用】 1,500円(=会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)は、シュルレアリスムに先駆けて描かれた「形而上絵画」で知られる巨匠。
歪んだ遠近法、脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を現出。
本展は、世界各地から集まった初期~晩年の100点以上で、彼の芸術の全体像に迫る大回顧展。
ダリやマグリットらに衝撃を与えた形而上絵画の代表作群に加え、彫刻やデザインなど幅広い創作活動も紹介します。

◆ その次の観覧会
8月4日(日)昼「カルダー:そよぐ、感じる、日本」(麻布台ヒルズ)を予定。
空間に描かれた、動く彫刻「モビール」。その発明で知られるカルダーの35年ぶりの大回顧展を麻布台ヒルズで。

デ・キリコ展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。/本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
デ・キリコ展は7月3日までに、カルダー展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

デ・キリコ展   デ・キリコ展   デ・キリコ展

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カテゴリー:観覧会

第199回読書会『存在の耐えられない軽さ』

2024年6月22日

第199回読書会6月22日(土)夜に実施し、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。

【 日にち 】 6月22日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(集英社文庫ほか、約380頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
『存在の耐えられない軽さ』(1984年)は、2023年没の巨匠、チェコ出身の亡命作家ミラン・クンデラの代表作。
「プラハの春」(1968年)に対する激しい弾圧・迫害を背景に描かれる、4人の男女の愛と受難の物語。
派手なストーリーと深く静かな哲学的省察とが織りなす、20世紀を代表する歴史的傑作・世界的ベストセラー

翻訳は河出書房新社の世界文学全集の西永良成訳がオススメ。クンデラ自身が徹底的に手を入れた決定版からの翻訳。
西永訳の入手がむずかしければ、集英社文庫の千野栄一訳でもかまいません。とにかくぜひ読んでみてほしい一冊。

◆ その次の読書会
その次の読書会は記念すべき第200回
7月21日(日)昼にリアル開催で三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』をとりあげてみましょう
4月発売の集英社新書の驚異のベストセラー。明治以来の読書史と労働史をたどり私たちの悩みの根底を問います。
読書会後に、読書会とは別に、Arts&Books全体歓談会(納涼会・懇親会)を検討中。みなさんご予定ください。

『存在の耐えられない軽さ』の概要は下記(河出書房新社の世界文学全集の紹介文より)。

妻か愛人か、仕事か思想か、人生は常に選択を迫る。/優秀な外科医トマーシュは女性にもてもて。しかし最初の妻と別れて以来、女性に対して恐怖と欲望という相反する感情を抱いている。彼は二つの感情と折り合いをつけ、複数の愛人とうまく付き合うための方法を編み出し、愛人たちとの関係をエロス的友情と呼んで楽しんでいた。そんな彼のもとにある日、たまたま田舎町で知り合った娘テレザが訪ねてくる。『アンナ・カレーニナ』の分厚い本を手にして。その時から彼は、人生の大きな選択を迫られることとなる――「プラハの春」賛同者への残忍な粛正、追放、迫害、「正常化」という名の大弾圧の時代を背景にした4人の男女の愛と受難の物語は、フランス亡命中に発表されるや全世界に大きな衝撃を与えた。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第199回はできるだけ6月18日までに、第200回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ミラン・クンデラ(西永良成訳)『存在の耐えられない軽さ』    ミラン・クンデラ(千野栄一訳)『存在の耐えられない軽さ』    ミラン・クンデラ(菅野正昭訳)『不滅』

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カテゴリー:読書会

「ブランクーシ」展観覧会

2024年6月2日

6月2日(日)昼「ブランクーシ 本質を象る」観覧会を実施しましょう。
展覧会場はアーティゾン美術館(東京・八重洲)。歓談会場は徒歩圏内の予定です。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が6~7割程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 6月2日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:20にアーティゾン美術館1階の出入口付近
② 鑑賞後から集合:14:10に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に徒歩圏内の会議室等
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:20 集合① → 12:30~ 鑑賞 → 14:10 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:30~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入(日時指定あり)
※日時指定は「6月2日(日)12:00-13:30(に入場)」で購入してください。
【歓談費用】 1,500円(=会場費等の割勘相当)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
ルーマニア出身の彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)は、ロダン以後の20世紀彫刻や、
純粋なフォルムを探究する抽象彫刻を代表する巨匠。
本展は、彼の初期から後半期までの彫刻作品を中心に、絵画作品や写真作品を加えた約90点で、
ブランクーシの多面的な創作活動の全体を紹介します。
「真なるものとは、外面的な形ではなく、観念、つまり事物の本質である」。ブランクーシはその本質を象る

◆ その次の観覧会
7月7日(日)昼「デ・キリコ展」(上野)を予定。
「形而上絵画」で知られるデ・キリコの大回顧展。初期の自画像・肖像画も晩年の新形而上絵画も。

ブランクーシ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)は、純粋なフォルムの探究を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領野を切り拓いた存在として知られます。本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品などが織りなす、ブランクーシの創作活動の全体を美術館で紹介する、日本で初めての機会となります。ブランクーシ・エステートおよび国内外の美術館等より借用の彫刻作品約20点に、絵画作品、写真作品を加えた、計約90点で構成されます。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ブランクーシ展は5月29日までに、デ・キリコ展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ブランクーシ展   ブランクーシ展   ブランクーシ展

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読書会プラス『失われた時を求めて』第6巻

2024年5月25日

5月25日(土)夜読書会プラス『失われた時を求めて』第6巻をオンライン(Teams)で実施しましょう。
2023年8月19日~10月8日にかけて第一篇(第1~2巻)と第二篇(第3~4巻)を読みすすめてきました。
つづく第三篇~第七篇も、2024年3月から数ヶ月に1巻のペースで、無理なく着実に読みすすめていきます。

【 日にち 】 5月25日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて』第6巻(「第三篇 ゲルマントのほう」中盤の3分の1)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

読書会プラスでは、いつもの1回完結の読書会では扱いにくい超長篇などを複数回にわたって読み進めます。
その最初のシリーズとして、一度は読み通しておきたい『失われた時を求めて』をとりあげます。
プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)は全7篇からなり、岩波文庫では全14巻となります。

シリーズの第5回となる今回は、岩波文庫や光文社古典新訳文庫では第6巻にあたる範囲をとりあげます。
「第三篇 ゲルマントのほう」全体の中盤の3分の1。集英社文庫では第5巻の途中から第6巻の途中まで。
今回のみの参加や今回からの参加も歓迎。前回までの範囲を読めていなくてもお気軽にどうぞ。

翻訳は、全篇全巻の読了をめざしてみる場合には、完結した新訳の岩波文庫(2009~2019)がオススメ。
詳細な訳注と豊富な図版が読みを手助け。既訳を止揚しつつ、原文に忠実な翻訳であろうとしています。
刊行中の光文社古典新訳文庫の新訳も魅力的ですが、読書会プラスが刊行ペースを追い越す見通しです。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ5月21日までにお願いします。

プルースト『失われた時を求めて 第三篇 ゲルマントのほうⅡ』(吉川一義訳、岩波文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第三篇 ゲルマントのほうⅡ』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第三篇 ゲルマントの方1』(鈴木道彦訳、集英社文庫)

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